鳥茂Torishige
焼肉・焼鳥・焼とん
豚もつ 串焼き
東京都渋谷区代々木2-6-5
03-3379-5188
17:00~24:30(L.O.)
日曜日
名店会ファイル
2018年4月号掲載 FILE No.238
一九四九年、復員した初代が新宿で屋台から始め、二〇一一年に新宿駅南口を出て、甲州街道から一本入った店舗に移転した「鳥茂」。創業当時、「焼鳥」は豚モツの串焼が一般的だったため、店名に「鳥」が付くが、実は鳥茂はモツ専門店である。毎日、厳選した豚二十五頭分の新鮮なモツを仕入れて供する。箸の代わりに串二本が出てくるのも当時の名残だ。
「屋台を興した祖父から『商売にうまくいくコツなどない』と言われて、自分にできることはと考え、まずは挨拶を徹底した」と、三代目の酒巻祐史さん。学生時代に野球を通し大切さを実感したという〝チームワーク〟を、店づくりにも活かしている。店内には常に元気な掛け声が響き、活気に溢れているのも同店の特長だ。
初代は洋食のコックだったこともあり、店の名物となった「つくね」三百円は、ブラックペッパーと一味を利かせてハンバーグのように仕込む。それをピーマンに詰めた「ピーマン肉詰め」四百円は、この店が発祥といわれている。あまりの人気に、仕入先のピーマン農家がハウス栽培で量産を始め、通年提供できるようになったとか。串焼各種三百円?、上串焼は六百円?。牛ハラミステーキ一人前千八百円。コースは、特上串焼六品+一品料理+雑炊の「特選コース」六千五百円、「希少部位内臓特選コース」七千円、「おまかせ串コース」五千円、好みに合わせて出される「本日のおすすめ」八千五百円など。
一階・二階合わせて、カウンター二十二席、テーブル六十席(半個室席を含む)。価格はすべて税別。
鳥茂
店主 酒巻祐史さん
おすすめ品
持ち帰り盛合わせ
開店当初から人気の高い、店の名物ばかりを盛合わせた。写真左から、混合、つくね、レバー、ピーマン肉詰め。
他では見ない珍しい「混合」は、食感の異なる様々な部位を味わってもらおうと、ハツ、肩ロース、ロースを一緒に刺したもの。持ち帰り用は、四串分を焼いた状態であえて切り分けず、肉汁が逃げないように工夫されているので、時間を置いても店で食べるのと近い味わいを楽しめる。
盛合わせの内容は変えることもできるので、ご相談を。
【価格】三千二十四円(税込)
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
一九四九年、復員した初代が新宿で屋台から始め、二〇一一年に新宿駅南口を出て、甲州街道から一本入った店舗に移転した「鳥茂」。創業当時、「焼鳥」は豚モツの串焼が一般的だったため、店名に「鳥」が付くが、実は鳥茂はモツ専門店である。毎日、厳選した豚二十五頭分の新鮮なモツを仕入れて供する。箸の代わりに串二本が出てくるのも当時の名残だ。
「屋台を興した祖父から『商売にうまくいくコツなどない』と言われて、自分にできることはと考え、まずは挨拶を徹底した」と、三代目の酒巻祐史さん。学生時代に野球を通し大切さを実感したという〝チームワーク〟を、店づくりにも活かしている。店内には常に元気な掛け声が響き、活気に溢れているのも同店の特長だ。
初代は洋食のコックだったこともあり、店の名物となった「つくね」三百円は、ブラックペッパーと一味を利かせてハンバーグのように仕込む。それをピーマンに詰めた「ピーマン肉詰め」四百円は、この店が発祥といわれている。あまりの人気に、仕入先のピーマン農家がハウス栽培で量産を始め、通年提供できるようになったとか。串焼各種三百円?、上串焼は六百円?。牛ハラミステーキ一人前千八百円。コースは、特上串焼六品+一品料理+雑炊の「特選コース」六千五百円、「希少部位内臓特選コース」七千円、「おまかせ串コース」五千円、好みに合わせて出される「本日のおすすめ」八千五百円など。
一階・二階合わせて、カウンター二十二席、テーブル六十席(半個室席を含む)。価格はすべて税別。
鳥茂
店主 酒巻祐史さん
おすすめ品
持ち帰り盛合わせ
開店当初から人気の高い、店の名物ばかりを盛合わせた。写真左から、混合、つくね、レバー、ピーマン肉詰め。
他では見ない珍しい「混合」は、食感の異なる様々な部位を味わってもらおうと、ハツ、肩ロース、ロースを一緒に刺したもの。持ち帰り用は、四串分を焼いた状態であえて切り分けず、肉汁が逃げないように工夫されているので、時間を置いても店で食べるのと近い味わいを楽しめる。
盛合わせの内容は変えることもできるので、ご相談を。
【価格】三千二十四円(税込)