麻布 和敬Wakei

人がつくり、人が食べる それが料理


東京都港区西麻布2-7-9
03-3486-0149
12:00~(要予約)、17:30~21:00(L.O.)
日曜日(月曜祝日の場合は日曜営業、月曜休み)

オフィシャルサイト



名店会ファイル

2024年7月号掲載 FILE No.313

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 ご主人の竹村竜二さんは1978年愛媛県生まれ。調理師学校を卒業後、道後温泉のホテルで8年間勤務する。その間、野﨑洋光氏との縁により 歳から4年間、『分とく山』で調理の技のみならず、料理人としての多くを学ぶ。
 その後帰郷し、2012年に松山で『和敬』を開業、2018年に「ミシュラン広島・愛媛」で2星を獲得。同年 月に、東京・西麻布は外苑西通りから路地を入ったところに『麻布 和敬』を開店する。「世界中の人が交差する西麻布で志すのは、 年経っても色あせない現代の日本料理」と、『不易流行』の信念と、『和敬清寂』の精神で日々、自らと向き合う。
 「料理は、時を経ても変わることがない『タイムレス』。いまどきの流行りを追いかけず、進化させつつも基本に忠実でありたいと思っています」と竹村さん。日本料理をする者は、その歴史や文化をも知る必要があると、茶道の稽古を年以上続け、器の扱いや所作を磨くことにも熱心だ。
 先付に始まり、季節の飯蒸しを最初に出すことで、お腹の調子をえるのが『和敬』スタイル。料理はコースのみ2万5000円~。9月~1月は3万円~(税・サ別)で、蟹やふぐなど季節の食材により変動する。
カウンター6席、テーブル個室1室(3~5名)。


 

『麻布 和敬』

東京都港区西麻布2-7-9
☎03(3486)0149
営業時間=17時半〜23時(L.O.21時)
定休日=日曜日(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休み)

https://wakei.tokyo/

 


 『麻布 和敬』
ご主人 竹村竜二さん
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鮎の塩焼き

 6月からのコースには、鮎をお出しします。鮎を扱う多くの料理屋の中で、塩焼きを食べるならここ、と言われる店になりたいと思っています。
 鮎は、主に琵琶湖や千曲川で獲れる活〆されたものを使います。苔の状態と脂の乗りの良いものを安定的に扱う仕入れ先を選んでいます。
 炭は、じわっとした火が特長の四国の土佐備長炭を使います。頭から一尾まるごと食べられるサイズで、頭はカリッと、中はふんわりと仕上がるように、焼き方に最大限の心配りをしています。 




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