横浜 かをりYokohama Kaori
仏料理
洋食洋菓子発祥の地 フレンチレストラン・洋菓子老舗
神奈川県横浜市中区山下町70
045-681-4401
[ショップ]=10時〜19時
(土日祝 11時〜19時)
年中無休
オフィシャルサイト
名店会ファイル
2024年1月号掲載 FILE No.307
『かをり』がある横浜山下町70番地は、かつての外国人居留地にあったヨコハマホテルの跡地。西洋文化発祥地の碑があり、洋食・洋菓子発祥の地とされる場所である。
「祖父、父ともに日本郵船で仕事をしており、子どもの頃から西洋文化に触れて育ちました。創業は1947年、母が横浜橋で喫茶店を開き、その後、祖父が客船『龍田丸』で司厨長を長らく務めていたことから、フランス料理と洋菓子の店となりました」と話すのは3代目の板倉敬子社長。創業者で父上の板倉富治氏が好んだ本居宣長の古歌「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」から『かをり』と名付けられた。
洋菓子造りの原点となった「トリフュ」をはじめ、「桜ゼリー」、「レーズンサンド」(プチパック5個891円)、「いちょうチョコ」(オレンジ/ミント)、「マロングラッセ」(5個2020円)、平成元年の横浜万博を記念した「かをりサブレ」(12枚1782円)、「ヴィーナスの誕生」(60粒1306円)など。来店の折には、異国情緒を味わいながら散策を楽しんではいかがだろう。
全国の主要百貨店、専門店街などで、用途に合わせた詰め合わせが多数用意されている。
横浜 かをり
代表取締役社長 板倉敬子さん
おすすめ
桜ゼリー
『かをり』の屋号の由来にちなみ、日本の国花である桜をモチーフにした「桜ゼリー」。
ほんのりとした桜色のゼリーの中に、蜜漬けにした八重桜の花びらを浮かべている。まず目で楽しみ、次にひと口含めば口いっぱいに春が広がる。日本人の心を表象する清楚な桜の花びらと香りは、慶事の贈り物や海外へのお土産にも最適。
●2個入り 891円
●3個入り 1306円
●6個入り 2970円
●9個入り 4039円
●12個入り 5346円
2015年11月号掲載 FILE No.209
異国情緒漂う横浜山下町。蔦がからまる建物が日本大通りから目をひく。「かをり」は一九七〇年にこの地に店を構えて以来四十五年、板倉敬子社長が試行錯誤して数々の人気洋菓子を完成させた。
「祖父、父ともに日本郵船で仕事をしており、子供の頃から西洋文化に触れて育ちました。創業は一九四七年、母が横浜橋で喫茶店を開き、その後祖父が客船『龍田丸』で司厨長を長らく務めていたことから、フランス料理と洋菓子の店に発展しました。店名は父の好きだった本居宣長の古歌『敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花』から名付けました」と板倉さん。
街の至る所に日本での西洋文化発祥地としての碑があり、同店はオランダ船の船長が建てた『横浜ホテル』の跡地に建ち、洋食発祥の地とされている。現在レストランは休業しているが、明治初期の洋食をイメージしてハヤシビーフ、ビーフカレー(共に五百九十二円)、コーンスープ(四百六十四円)をレトルトで販売。
かをりの洋菓子原点となった「トリフュ」(十月~五月限定・四個入り:九百二十九円~)をはじめ、「レーズンサンド」(八個入り:千二百九十六円~)、「いちょうチョコ」(オレンジまたはミント十五粒入り:各五百四十円~)、「フルーツケーク」(一本:千九百四十四円)、「レーズン、クランベリー、マロングラッセサンドの詰合せ」(千四百四円~)など。全国のデパートでも各種取り扱う。横浜散策の折には、趣のあるラウンジでケーキとお茶、カレーを楽しむのもおすすめ。
かをり
代表取締役社長 板倉敬子さん
おすすめ
かをりの宝石箱
宝石のような輝きをゼリーに仕立てたもの。この商品誕生のきっかけは、板倉さんが神秘的で荘厳な瞬間に立ち会ったことにある。
一九九四年秋、熊野の那智大社に参詣した際、落差が日本一と言われている国の名勝「那智大滝」に陽光がさして美しい大きな虹がかかった。その神々しさに思わず手を合わせた時に「この素晴らしい虹をゼリーにしては」とひらめき、創作したのが「かをりの宝石箱」(六十粒入り:千六百二十円)となった。ゆず・ピーチ・ブルーキュラソー・オレンジ・ペパーミント・アップル・紫いも・グレープの八色で、天然果汁を使用したゼリーだ。
他に百二十粒入りの「ヴィーナスの誕生」(二千百六十円)もある。
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
『かをり』がある横浜山下町70番地は、かつての外国人居留地にあったヨコハマホテルの跡地。西洋文化発祥地の碑があり、洋食・洋菓子発祥の地とされる場所である。
「祖父、父ともに日本郵船で仕事をしており、子どもの頃から西洋文化に触れて育ちました。創業は1947年、母が横浜橋で喫茶店を開き、その後、祖父が客船『龍田丸』で司厨長を長らく務めていたことから、フランス料理と洋菓子の店となりました」と話すのは3代目の板倉敬子社長。創業者で父上の板倉富治氏が好んだ本居宣長の古歌「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」から『かをり』と名付けられた。
洋菓子造りの原点となった「トリフュ」をはじめ、「桜ゼリー」、「レーズンサンド」(プチパック5個891円)、「いちょうチョコ」(オレンジ/ミント)、「マロングラッセ」(5個2020円)、平成元年の横浜万博を記念した「かをりサブレ」(12枚1782円)、「ヴィーナスの誕生」(60粒1306円)など。来店の折には、異国情緒を味わいながら散策を楽しんではいかがだろう。
全国の主要百貨店、専門店街などで、用途に合わせた詰め合わせが多数用意されている。
横浜 かをり
代表取締役社長 板倉敬子さん
おすすめ
桜ゼリー
『かをり』の屋号の由来にちなみ、日本の国花である桜をモチーフにした「桜ゼリー」。
ほんのりとした桜色のゼリーの中に、蜜漬けにした八重桜の花びらを浮かべている。まず目で楽しみ、次にひと口含めば口いっぱいに春が広がる。日本人の心を表象する清楚な桜の花びらと香りは、慶事の贈り物や海外へのお土産にも最適。
●2個入り 891円
●3個入り 1306円
●6個入り 2970円
●9個入り 4039円
●12個入り 5346円
2015年11月号掲載 FILE No.209
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
異国情緒漂う横浜山下町。蔦がからまる建物が日本大通りから目をひく。「かをり」は一九七〇年にこの地に店を構えて以来四十五年、板倉敬子社長が試行錯誤して数々の人気洋菓子を完成させた。
「祖父、父ともに日本郵船で仕事をしており、子供の頃から西洋文化に触れて育ちました。創業は一九四七年、母が横浜橋で喫茶店を開き、その後祖父が客船『龍田丸』で司厨長を長らく務めていたことから、フランス料理と洋菓子の店に発展しました。店名は父の好きだった本居宣長の古歌『敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花』から名付けました」と板倉さん。
街の至る所に日本での西洋文化発祥地としての碑があり、同店はオランダ船の船長が建てた『横浜ホテル』の跡地に建ち、洋食発祥の地とされている。現在レストランは休業しているが、明治初期の洋食をイメージしてハヤシビーフ、ビーフカレー(共に五百九十二円)、コーンスープ(四百六十四円)をレトルトで販売。
かをりの洋菓子原点となった「トリフュ」(十月~五月限定・四個入り:九百二十九円~)をはじめ、「レーズンサンド」(八個入り:千二百九十六円~)、「いちょうチョコ」(オレンジまたはミント十五粒入り:各五百四十円~)、「フルーツケーク」(一本:千九百四十四円)、「レーズン、クランベリー、マロングラッセサンドの詰合せ」(千四百四円~)など。全国のデパートでも各種取り扱う。横浜散策の折には、趣のあるラウンジでケーキとお茶、カレーを楽しむのもおすすめ。
かをり
代表取締役社長 板倉敬子さん
おすすめ
かをりの宝石箱
宝石のような輝きをゼリーに仕立てたもの。この商品誕生のきっかけは、板倉さんが神秘的で荘厳な瞬間に立ち会ったことにある。
一九九四年秋、熊野の那智大社に参詣した際、落差が日本一と言われている国の名勝「那智大滝」に陽光がさして美しい大きな虹がかかった。その神々しさに思わず手を合わせた時に「この素晴らしい虹をゼリーにしては」とひらめき、創作したのが「かをりの宝石箱」(六十粒入り:千六百二十円)となった。ゆず・ピーチ・ブルーキュラソー・オレンジ・ペパーミント・アップル・紫いも・グレープの八色で、天然果汁を使用したゼリーだ。
他に百二十粒入りの「ヴィーナスの誕生」(二千百六十円)もある。