Wakiya 一笑美茶樓Wakiya Ichiemicharo

2020年4月号掲載　FILE No.262

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。

　上海料理をベースとした料理を銘々に盛り付け、ワインと合わせる現代中国料理スタイルをいち早く確立した脇屋友詞さん。
本拠地とする同店の他、『Ｗａｋｉｙａ迎賓茶樓』『Ｔｕｒａｎｄｏｔ游仙境』のオーナーシェフを務め、福岡、京都にもプロデュースした店があり、国内外で活躍の場を広げている。
　出身地・北海道の道庁より「食のサポーター」に任命されたことをきっかけに、道産の食材はもちろん、２か月に１回の割合で全国各地へ出向き、生産者との交流を深め、農家や漁師などから届くその地方ならではの食材を献立に盛り込んでいる。
　特に近年出会った発酵調味料は秀逸で、青唐辛子を使い独自に命名した自家製の「爽辣醤(ソウラージャン)」は、豆板醤の味噌のような重さがなく、炒めものや麻婆豆腐などコース料理の中でアクセントに使い、味を引き立てている。
　さらに、国内はもとより中国でもまだ広く使われていない食材や調味料も使っていきたいと意欲的だ。

落ち着いた雰囲気のメインダイニングの他、趣のある和・洋個室（２～１４名）など、シーンによって様々に使えると好評。
　バーコーナーを備えた個室は貸切も可能。
ランチコース６０００円～、ディナーコースは１万２０００円～。
アラカルトや手軽なランチメニューも揃う。

 

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Ｗａｋｉｙａ一笑美茶樓
オーナーシェフ
脇屋友詞さん





第１７４回食材研究会

毎月、その時々の食材をテーマに、脇屋さんが特別な献立を組み立てる賞味会が開催されている。
４月は選りすぐりのフランス産ホワイトアスパラガスや、秋田県、山形県産の山菜、北海道の雪解けを待って採れた大きな蕗の薹などを使った春のスペシャリテを、２日限りのコースで提供する。
【日時】４月２１ 日（火）・２２日（水）
共に１８時～（お好きな時間でご予約を）
【場所】Ｗａｋｉｙａ一笑美茶樓
【料金】２万円（税サ込）
※ドリンク別

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2016年1月号掲載　FILE No.211

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。

　今年十五周年を迎える「Ｗａｋｉｙａ一笑美茶樓」は、オーナーシェフ脇屋友詞氏の本店となる。現在は、「Ｗａｋｉｙａ迎げいひんちゃろう賓茶樓」、「Ｔｕｒａｎｄｏｔ游ゆうせんきょう仙境」などの直営店五店舗のほか、福岡とニューヨークにプロデュースした店舗を展開している。
　北海道出身の脇屋氏は、チャーハンを作って褒められたことから料理に興味を持つようになり、中学生の時に家族で訪れた赤坂「山王飯店」の料理に感激してこの道に入ったという。料理人人生は四十年を過ぎ、二〇一四年秋には黄綬褒章を受章するなど、国内外で活躍している。
　脇屋氏は、大人数で大皿を囲む中国料理のイメージを一新し、少人数でも楽しめるよう、フレンチのように一皿ごとの繊細な盛り付けを取り入れ、ワインにも合う新しい中国料理のスタイルを確立させた。また、二〇〇六年に北海道庁「食のサポーター」に任命されたことにより、道産の様々な食材に触れる機会が増え、積極的に取り入れている。
　この冬は、七時間かけて仕込む毛マオ湯タン（ガラスープ）を使った「香シャン麻マー明メイ鍋コウ」千八百円（税・サ別：写真下）が登場。厳選された根菜、葉野菜、きのこ類をスープにくぐらせ、特製塩だれと香油、柚子、ＸＯ醤で味の変化が楽しめる。
　落ち着いた雰囲気のメインダイニングや明るいテラス席、趣のある和・洋個室（二～十四名）など、シーンによって様々に使い分けられ好評。また、バーコーナーを備えた個室は貸切利用も可能だ。
　ランチコース四千五百円～、ディナーコースは一万千円～。アラカルトや手軽なランチメニューも揃う。

 

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Ｗａｋｉｙａ一笑美茶樓
オーナーシェフ 脇屋友詞さん
おすすめ




ＷａｋｉｙａオリジナルＵＭＡＭＩセット

　いまや欧米でも通じる言葉となった〝うまみ〟。Ｗａｋｉｙａの料理でも美味しさを下支えしている。
　同店では、献上昆布の里・北海道尾おさつべ札部の極上昆布を使用。その素材の味を引き出し、料理の味わいを倍増させる昆布のセット。「昆布ふりかけ」は、熱した油と合わせて魚介のソースに。「真昆布」は、鶏肉、豚肉と合せてうま味の相乗効果大。「昆布粉」は、真昆布、羅臼昆布に山椒風味を加え、いつもの料理を奥行きのある味わいに。ギフトにもぜひ。
【セット内容】
●無添加「昆布ふりかけ」三十グラム×三パック
●「真昆布」五十グラム×一パック
●「粉昆布」八十グラム×一パック
【価格】四千八百六十円（税込

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