食事処 味の浜藤Ajinohamato
和食・日本料理
焼魚の専門店
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエShinQs B3F
03-6427-3716
10:00~20:00(L.O.)
不定休
年末年始・ビル休業日
オフィシャルサイト
名店会ファイル
2021年4月号掲載 FILE No.274
1925年4月、森口二三氏が築地に創業以来96年、一貫して水産加工食品を手掛ける『味の浜藤』。「味」と「品質」を追求し、合成保存料などの添加物や化学調味料を一切使用せず、変わらぬ味を食卓に提供してきた。
看板商品の西京漬は京都の老舗味噌蔵の白味噌を、粕漬にはしっかり熟成した「踏み込み粕」、こうじ漬は国産米100%の麹を使用し、80年以上のロングセラーとなっている。さらに電子レンジを使用して気軽に味わえる焼魚や煮魚、うなぎ蒲焼、あさり生姜煮、お鍋で温めるだけのおでん、お弁当に至るまで本物の味を追求している。
1951年、渋谷『東横のれん街』の開業とともに初出店。2013年には、焼魚専門のイートインコーナー『食事処 味の浜藤』をオープンし、人気を博す。「お忙しい方にも手軽に味わっていただきたいです」と4代目社長の森口江美子さん。今年、渋谷ヒカリエ ShinQsに『東横のれん街』が移転して1周年、『味の浜藤』は通算で出店70周年を迎え、今なお美味しい魚を提案することに尽力している。
「銀鱈西京焼御膳」1780円、「金目鯛煮付御膳」1600円、「さわら西京焼御膳」1380円、「さば味噌御膳」1200円、「さば塩焼御膳」1100円など。ごはん、ひじき煮など選べる小鉢2品、海藻サラダ、味噌汁、漬物は全て無添加。
店名
代表取締役社長 森口江美子さん
おすすめ品
銀鱈西京漬(笹巻)
創業者森口二三氏が関西に通い詰めて開発した西京漬で、柔らかく繊細な味は不動の人気商品。厳選した銀鱈を仕入れ、切り身を塩水に漬け込む、もしくは直接塩を振ることにより塩梅を整える。この手間により余分な水分を取った切り身を、軟水の湧水で仕込んだ白味噌に丸3日漬け込む。熟成により旨味が引き出されて上品な味わいに。原料の銀鱈は主にカナダ産で、鮮度のよいうちに船上で急速冷凍した最高品質のものだけを使用している。
一切1404円(冷蔵で14日)
www.hamato-online.com
2018年2月号掲載 FILE No.236
一九二五年創業以来、西京漬・粕漬・こうじ漬を中心に、おでん種からお弁当まで、日本の魚食文化を支えてきた「味の浜藤」。合成保存料・合成着色料・化学調味料を一切使わずに、美味しく安心できる味を守り続けてきた。なかでも、七十年余続く伝統製法で職人が手作りする西京漬は、特注の京都の白味噌を使い、関西料亭の味を家庭でも味わえるようにと、創業者の森口二三氏が研究を重ね、人々に親しまれる看板商品となった。
「味の浜藤」は一九五一年に日本で最初の「名店街」として誕生した東横のれん街に出店。その後、渋谷マークシティ地下一階へ移転し、「周防」「藤兵衛」(左頁参照)に加え、焼魚やお造りなどがその場で味わえるイートイン「食事処 味の浜藤」が併設されて五年目を迎えた。「実際に召し上がって頂いたお魚がすぐ横の売場でお買い求め頂けますので、ぜひいろいろな味をお試し頂ければと思います」と会長の森口一氏。渋谷という場所柄、利用客は若い方からご年配の方まで幅広く、外国人の方からも手軽に和食が楽しめると人気を呼んでいる。買い物途中や仕事帰りに一人で気軽に立ち寄れるのも嬉しい。
山形県産「つや姫」のご飯に、青海苔の味噌汁、季節の漬物、五種から二つ選べる小鉢が付く「銀だら西京焼御膳」千七百五十円(写真)をはじめ、「さわら西京焼御膳」千三百五十円、「かれい西京焼御膳」千三百円、「ハラミ白醤油焼御膳」千四百八十円、「さば塩焼御膳」千百円、「かきフライ御膳」千四百八十円など。一番人気の銀だら西京焼と、刺身盛合わせ、厚焼き玉子が味わえる「特撰御膳」二千百円も好評。カウンター十二席。
味の浜藤株式会社
取締役会長 森口一さん
おすすめ
お造り・薄造り専門店「周防」
創業者・森口二三氏の出身地である、山口県の周防灘に因んで名付けられた「周防」。築地のまぐろ専門店「樋ひちょう長」から仕入れた本まぐろをはじめ、吟味した魚を職人の包丁捌きでお造りにし、まるで料亭のようと評判。ふぐ刺し・ふぐちり(冬場のみ)は開店当初からの人気で、ふぐの入荷がない期間はコチなど白身魚の薄造りが並ぶ。
西京漬、粕漬、こうじ漬の「味の浜藤」に加え、うなぎ蒲焼を中心に、焼魚・焼魚弁当などを取り揃えた「藤兵衛」も併設され、日常使いの惣菜から贈答用まで、さまざまな用向きに利用できる。
【営業時間】10時~21時
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
1925年4月、森口二三氏が築地に創業以来96年、一貫して水産加工食品を手掛ける『味の浜藤』。「味」と「品質」を追求し、合成保存料などの添加物や化学調味料を一切使用せず、変わらぬ味を食卓に提供してきた。
看板商品の西京漬は京都の老舗味噌蔵の白味噌を、粕漬にはしっかり熟成した「踏み込み粕」、こうじ漬は国産米100%の麹を使用し、80年以上のロングセラーとなっている。さらに電子レンジを使用して気軽に味わえる焼魚や煮魚、うなぎ蒲焼、あさり生姜煮、お鍋で温めるだけのおでん、お弁当に至るまで本物の味を追求している。
1951年、渋谷『東横のれん街』の開業とともに初出店。2013年には、焼魚専門のイートインコーナー『食事処 味の浜藤』をオープンし、人気を博す。「お忙しい方にも手軽に味わっていただきたいです」と4代目社長の森口江美子さん。今年、渋谷ヒカリエ ShinQsに『東横のれん街』が移転して1周年、『味の浜藤』は通算で出店70周年を迎え、今なお美味しい魚を提案することに尽力している。
「銀鱈西京焼御膳」1780円、「金目鯛煮付御膳」1600円、「さわら西京焼御膳」1380円、「さば味噌御膳」1200円、「さば塩焼御膳」1100円など。ごはん、ひじき煮など選べる小鉢2品、海藻サラダ、味噌汁、漬物は全て無添加。
店名
代表取締役社長 森口江美子さん
おすすめ品
銀鱈西京漬(笹巻)
創業者森口二三氏が関西に通い詰めて開発した西京漬で、柔らかく繊細な味は不動の人気商品。厳選した銀鱈を仕入れ、切り身を塩水に漬け込む、もしくは直接塩を振ることにより塩梅を整える。この手間により余分な水分を取った切り身を、軟水の湧水で仕込んだ白味噌に丸3日漬け込む。熟成により旨味が引き出されて上品な味わいに。原料の銀鱈は主にカナダ産で、鮮度のよいうちに船上で急速冷凍した最高品質のものだけを使用している。
一切1404円(冷蔵で14日)
www.hamato-online.com
2018年2月号掲載 FILE No.236
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
一九二五年創業以来、西京漬・粕漬・こうじ漬を中心に、おでん種からお弁当まで、日本の魚食文化を支えてきた「味の浜藤」。合成保存料・合成着色料・化学調味料を一切使わずに、美味しく安心できる味を守り続けてきた。なかでも、七十年余続く伝統製法で職人が手作りする西京漬は、特注の京都の白味噌を使い、関西料亭の味を家庭でも味わえるようにと、創業者の森口二三氏が研究を重ね、人々に親しまれる看板商品となった。
「味の浜藤」は一九五一年に日本で最初の「名店街」として誕生した東横のれん街に出店。その後、渋谷マークシティ地下一階へ移転し、「周防」「藤兵衛」(左頁参照)に加え、焼魚やお造りなどがその場で味わえるイートイン「食事処 味の浜藤」が併設されて五年目を迎えた。「実際に召し上がって頂いたお魚がすぐ横の売場でお買い求め頂けますので、ぜひいろいろな味をお試し頂ければと思います」と会長の森口一氏。渋谷という場所柄、利用客は若い方からご年配の方まで幅広く、外国人の方からも手軽に和食が楽しめると人気を呼んでいる。買い物途中や仕事帰りに一人で気軽に立ち寄れるのも嬉しい。
山形県産「つや姫」のご飯に、青海苔の味噌汁、季節の漬物、五種から二つ選べる小鉢が付く「銀だら西京焼御膳」千七百五十円(写真)をはじめ、「さわら西京焼御膳」千三百五十円、「かれい西京焼御膳」千三百円、「ハラミ白醤油焼御膳」千四百八十円、「さば塩焼御膳」千百円、「かきフライ御膳」千四百八十円など。一番人気の銀だら西京焼と、刺身盛合わせ、厚焼き玉子が味わえる「特撰御膳」二千百円も好評。カウンター十二席。
味の浜藤株式会社
取締役会長 森口一さん
おすすめ
お造り・薄造り専門店「周防」
創業者・森口二三氏の出身地である、山口県の周防灘に因んで名付けられた「周防」。築地のまぐろ専門店「樋ひちょう長」から仕入れた本まぐろをはじめ、吟味した魚を職人の包丁捌きでお造りにし、まるで料亭のようと評判。ふぐ刺し・ふぐちり(冬場のみ)は開店当初からの人気で、ふぐの入荷がない期間はコチなど白身魚の薄造りが並ぶ。
西京漬、粕漬、こうじ漬の「味の浜藤」に加え、うなぎ蒲焼を中心に、焼魚・焼魚弁当などを取り揃えた「藤兵衛」も併設され、日常使いの惣菜から贈答用まで、さまざまな用向きに利用できる。
【営業時間】10時~21時