青山 浅田Aoyama Asada

金沢の老舗より受け継ぐ、伝統のおもてなしと加賀料理


東京都港区北青山2-7-13 B1
03-5411-0171
11:30~14:00(L.O.)、17:00~21:30(L.O.)

年末年始・お盆
日曜夜は予約営業

オフィシャルサイト



名店会ファイル

2015年9月号掲載 FILE No.207

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 江戸時代初期の金沢で浅田屋伊兵衛が「加賀藩中荷物御用」を始め、一八六七年に旅人宿「浅田」を開業。加賀を代表する名店となった。
 都内には赤坂に次ぎ、一九九三年青山にオープン。野菜や魚介類、水に至るまで金沢から届く素材で調理され、北陸新幹線の開業で注目される金沢の味が都心で楽しめる。「赤坂、青山、名古屋の店を定期的に見て回り、利用される方の目線を大切にした〝浅田流〟のおもてなしを心がけています」と、ご主人の浅田松太さん。
 夜の会席は、一万六千円~三万円の三種。昼食には「季節のお椀と五段弁当」五千円の他、平日限定で「五段弁当」四千円、「そば御膳」三千四百円。平日女性限定の「はな街会席」五千二百円は少量で品数が多く、好評を得ている。昼の会席は月替わりで七千円~。また、「金沢百万石物語」と題したお昼の新コース一万円も登場。郷土料理「合鴨治部煮」をはじめ、加賀蓮根、五郎島金時、金時草、源助大根など、夏から秋にかけて旬を迎える加賀野菜を献立に取り入れている。
 食事のあとは、石川県白山市鳥越村のそば粉を使用したそばを、そばの風味をより味わえる同店オリジナルの「塩つゆ」でいただく。
 掘炬燵式座敷四室(十六名まで・掘炬燵を使用しない場合は四十名まで)、テーブル個室三室(十六名まで)、カウンター六席(個室としても利用可)。土・日・祝は席料なし。
 アメリカ人日本画家のアラン・ウエスト作の松の絵など、店内各所に見られる作品もお見逃しなく。
※右記の価格はすべて税・サ別。

 


青山浅田
代表取締役 浅田松太さん
おすすめ品




江戸三度

 風味豊かな金沢の海や山の幸を使った、「浅田」の料理人による「金沢の味」の詰め合わせ。「江戸三度」とは、初代浅田屋伊兵衛が加賀藩御用飛脚として、月に三度、金沢と江戸を往復する中荷物御用を命ぜられたことに由来する。左記の「浅田」各店、オンラインショップで購入可能。
■瓶詰三個詰め合わせ(昆布山椒煮・ちりめんじゃこ山椒煮・牛肉時雨煮)
[価格]四千百四円
■瓶詰六個詰め合わせ(昆布山椒煮・ちりめんじゃこ山椒煮・牛肉時雨煮・いわし香梅煮・ごり山椒煮・はりはり漬)
[価格]八千四百二十四円
※保存料や添加物は使用していないため、冷蔵庫で保存の上、早めにお召し上がりを。
http://www.asadayaihei.co.jp

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