赤坂 浅田Akasaka Asada

2018年5月号掲載　FILE No.239

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。

　一九七一年、赤坂に誕生した加賀料理「浅田」。金沢で一六五九年に創業した「浅田屋伊兵衛」に由来する。
二〇一五年に開通した北陸新幹線によって、東京でも金沢の文化に触れやすくなり、加賀料理も浸透してきた。「浅田」では、加賀野菜や石川県近海の魚介類から、水や蕎麦粉に至るまで金沢から直接届く素材で〝伝統からの創造〟をテーマに生み出す多彩な料理が供される。コースの締めを飾る、昆布だしと塩つゆでいただく「手打ち蕎麦」も好評だ。
　仕事関係の接待や会食はもちろん、席料がかからない土日祝日には家族や親しい仲間との食事会にも利用しやすい。「お食い初めや入学祝いなど、ご家族の節目のお席でご利用になる方も多くなりました」と代表の浅田松太さん。昼は「五段弁当」（六千円）から、結納や長寿の慶事には一万五千円からの会席が用意されている。
　座敷は十一部屋（掘り炬燵式八部屋）、八十名対応の大広間やテーブル席もある。お座敷に芸妓衆を呼ぶ場合は事前にご相談を。また、夏場を除き三日前までの予約で「弁当」（店頭受取・五千円から）の用意も可能。
　今年九月十三日（木）には、「三井ガーデンホテル日本橋プレミア」内に、本格的ＢＡＲ「松」を併設した、「日本橋浅田」がオープンする。個室（五部屋）でくつろぎながら料理が楽しめるほか、日本料理を中心に洋食や朝食も提供される。
　同時期に大手町にもお座敷個室を設えた新店舗が開業される予定。

 

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赤坂浅田
代表取締役 浅田松太さん
おすすめ品




鮎づくし

　生きたまま毎朝空輸される富山県庄川の鮎を、五月の連休明けから八月中旬には「鮎づくし」の会席で堪能できる。飛騨高山の酒「氷室」や「浅田」オリジナルの酒と合わせてみるのもいい。
【鮎づくし献立一例】
■前菜：鮎姿寿司
■お椀：鮎こく
■向付：鮎洗い・鮎背越し
■中皿：鮎唐揚
■焼物：活鮎塩焼焜炉焼
■煮物：合鴨治部煮
■お食事：土鍋炊き鮎御飯
■水菓子：能登づくしあんみつ
【価格】一万八千円（税・奉仕料別） ※要予約

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