西洋料理 南蛮銀圓亭Seiyoryori Nambanginentei
洋食
古き良き時代の伝統を大切に今も変わらぬ味の洋食店
東京都中央区銀座5-4-8 カリオカビル7F
03-3573-1991
11:30~14:00、17:30~21:00
日曜日・祝日
オフィシャルサイト
名店会ファイル
2023年3月号掲載 FILE No.297
銀座並木通りに面したビルのワンフロアにある『南蛮銀圓亭』は、代官山小川軒の流れを汲む前身の『胡椒亭』の時代から50年近く、「日本の洋食」を懐石料理のように少しずつ提供するスタイルを貫いてきた。
エレベータの扉が開くと、周囲の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気の店内、右手厨房では料理人達が腕を振るう。テーブルには季節の草花をあしらった和紙のランチョンマットにカトラリーとお箸が設えられ、年配の常連客が和やかに食事を楽しんでいる。
スタートは、8種類ほどある小皿仕立てのオードブルをお好みでチョイス。チキンとオレンジのサラダ、新玉葱と小魚のマリネ、キスのチーズ焼き、蛤のショロンソースなどのアラカルトと組み合わせて楽しむのもおすすめ。
ランチコースは、魚料理コース5,800円より。オードブル3皿、サラダ、メイン、パン又はライス、コーヒー、プチフール。肉料理コース6,800円、ステーキコース8,800円。ディナーは、魚料理コース9,200円、ビーフシチューディナー1万1,200円、ステーキディナー1万5,200円。ビーフシチュ―4,800円などアラカルトも多数。4名の個室/1万円。
二次会で6階のバーラウンジ『Namban1934』に流れるのもいい。
南蛮銀圓亭
料理長 小澤徳之さん
おすすめ
テイクアウトのお弁当
厨房を預かる料理長の小澤徳之さんは、「一にも二にも、ベースになるブイヨンを何日もかけて手作りする丁寧な仕事が全てです」と熱く語る。
店の人気メニューを詰めたお弁当は、注文を受けてから作るため、受け取りの1時間前を目安に要予約。「ステーキ弁当」8,600円、「カニクリームコロッケ弁当」3,600円、「ハンバーグ弁当」5,600円にはいずれもシェフおまかせオードブル3種とライス付き。単品は「ビーフカツサンド」3,600円、「ハヤシライス」2,800円、「オードブル3品詰め合わせ」(2~3名様)など。
2017年4月号掲載 FILE No.226
銀座並木通りに面したカリオカビルのエレベーターに乗り七階で降りると、広々とした明るいオープンキッチンで腕をふるうシェフたちの姿が目に飛び込む。店名の銀圓の文字には、「銀座での圓まろやかなひと時」を提供したいとの想いが込められている。
丁寧に手間を惜しまず作られる、いつも変わることのない伝統の洋食に出合えるのがこの店の魅力の一つ。箸が用意されているのも嬉しい。名物の小皿仕立てのオードブルは、いろいろな旬の味わいを楽しめるよう少量ずつ供される。この季節は、きすのチーズ焼き、巻き海老のソテー、チキンとオレンジのサラダ、サーモンムース、新玉葱と小魚のマリネなど。これらが盛り込まれた「オードブル小皿盛」(三皿二千七百円~八皿七千二百円)に、アラカルトを組み合せて楽しまれる方も多いという。
また、魚のディナー(八千円)、ビーフシチューディナー(九千八百円)、ステーキディナー(一万三千円)のコースには、それぞれのメインの他、オードブル四皿、スープ、温野菜、サラダ、デザート、コーヒーにパンかライスが付く。ステーキには、肉本来の味わいを楽しめるよう辛子と醤油が添えられる。
昼は、魚料理コース(四千八百円)、肉料理コース(五千八百円)、ステーキコース(六千八百円)の他、ハンバーグ(三千八百円)、ビーフシチュー(三千九百円)、ビーフカレー(千八百円)などのアラカルトが揃う。
五月から、ヴィシソワーズ(千四百円)とパリソワール(千八百円)もメニューに加わる。カウンター五席、テーブル三十六席、個室一室(四名)。お酒好きな方は、食事の後、六階のバーラウンジ「南蛮1934」へぜひ。
南蛮銀圓亭
料理長 吉田 登さん
おすすめ料理
パリソワール
■材料(五人分)
メークイン…二百グラム、玉葱・長葱・セロリ…各スライス少々、水…百cc、コンソメ…四百cc、粉ゼラチン…三グラム、[A:牛乳…百六十cc、生クリーム…六十cc、サワークリーム…十グラム、レモン汁…少々]
■作り方
①皮を剥き一センチ幅に切ったメークインとセロリを水からひと煮立ちさせてザルにあける。玉葱と長葱は色づかないようにバターで炒める。これらを分量の水で粘りが出ないように煮て、塩少々で下味をつける。柔らかくなったら具材を取り出して裏ごしする。
②①に煮詰めた煮汁を加えて混ぜ、さらにきめ細かく裏ごしし、冷やしておく。
③分量のコンソメのうち百五十ccを温めて粉ゼラチンを溶かし、冷やし固める。
④[A]で②をのばし、残りのコンソメで味を調える。仕上げに③を添える。
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
銀座並木通りに面したビルのワンフロアにある『南蛮銀圓亭』は、代官山小川軒の流れを汲む前身の『胡椒亭』の時代から50年近く、「日本の洋食」を懐石料理のように少しずつ提供するスタイルを貫いてきた。
エレベータの扉が開くと、周囲の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気の店内、右手厨房では料理人達が腕を振るう。テーブルには季節の草花をあしらった和紙のランチョンマットにカトラリーとお箸が設えられ、年配の常連客が和やかに食事を楽しんでいる。
スタートは、8種類ほどある小皿仕立てのオードブルをお好みでチョイス。チキンとオレンジのサラダ、新玉葱と小魚のマリネ、キスのチーズ焼き、蛤のショロンソースなどのアラカルトと組み合わせて楽しむのもおすすめ。
ランチコースは、魚料理コース5,800円より。オードブル3皿、サラダ、メイン、パン又はライス、コーヒー、プチフール。肉料理コース6,800円、ステーキコース8,800円。ディナーは、魚料理コース9,200円、ビーフシチューディナー1万1,200円、ステーキディナー1万5,200円。ビーフシチュ―4,800円などアラカルトも多数。4名の個室/1万円。
二次会で6階のバーラウンジ『Namban1934』に流れるのもいい。
南蛮銀圓亭
料理長 小澤徳之さん
おすすめ
テイクアウトのお弁当
厨房を預かる料理長の小澤徳之さんは、「一にも二にも、ベースになるブイヨンを何日もかけて手作りする丁寧な仕事が全てです」と熱く語る。
店の人気メニューを詰めたお弁当は、注文を受けてから作るため、受け取りの1時間前を目安に要予約。「ステーキ弁当」8,600円、「カニクリームコロッケ弁当」3,600円、「ハンバーグ弁当」5,600円にはいずれもシェフおまかせオードブル3種とライス付き。単品は「ビーフカツサンド」3,600円、「ハヤシライス」2,800円、「オードブル3品詰め合わせ」(2~3名様)など。
2017年4月号掲載 FILE No.226
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
銀座並木通りに面したカリオカビルのエレベーターに乗り七階で降りると、広々とした明るいオープンキッチンで腕をふるうシェフたちの姿が目に飛び込む。店名の銀圓の文字には、「銀座での圓まろやかなひと時」を提供したいとの想いが込められている。
丁寧に手間を惜しまず作られる、いつも変わることのない伝統の洋食に出合えるのがこの店の魅力の一つ。箸が用意されているのも嬉しい。名物の小皿仕立てのオードブルは、いろいろな旬の味わいを楽しめるよう少量ずつ供される。この季節は、きすのチーズ焼き、巻き海老のソテー、チキンとオレンジのサラダ、サーモンムース、新玉葱と小魚のマリネなど。これらが盛り込まれた「オードブル小皿盛」(三皿二千七百円~八皿七千二百円)に、アラカルトを組み合せて楽しまれる方も多いという。
また、魚のディナー(八千円)、ビーフシチューディナー(九千八百円)、ステーキディナー(一万三千円)のコースには、それぞれのメインの他、オードブル四皿、スープ、温野菜、サラダ、デザート、コーヒーにパンかライスが付く。ステーキには、肉本来の味わいを楽しめるよう辛子と醤油が添えられる。
昼は、魚料理コース(四千八百円)、肉料理コース(五千八百円)、ステーキコース(六千八百円)の他、ハンバーグ(三千八百円)、ビーフシチュー(三千九百円)、ビーフカレー(千八百円)などのアラカルトが揃う。
五月から、ヴィシソワーズ(千四百円)とパリソワール(千八百円)もメニューに加わる。カウンター五席、テーブル三十六席、個室一室(四名)。お酒好きな方は、食事の後、六階のバーラウンジ「南蛮1934」へぜひ。
南蛮銀圓亭
料理長 吉田 登さん
おすすめ料理
パリソワール
■材料(五人分)
メークイン…二百グラム、玉葱・長葱・セロリ…各スライス少々、水…百cc、コンソメ…四百cc、粉ゼラチン…三グラム、[A:牛乳…百六十cc、生クリーム…六十cc、サワークリーム…十グラム、レモン汁…少々]
■作り方
①皮を剥き一センチ幅に切ったメークインとセロリを水からひと煮立ちさせてザルにあける。玉葱と長葱は色づかないようにバターで炒める。これらを分量の水で粘りが出ないように煮て、塩少々で下味をつける。柔らかくなったら具材を取り出して裏ごしする。
②①に煮詰めた煮汁を加えて混ぜ、さらにきめ細かく裏ごしし、冷やしておく。
③分量のコンソメのうち百五十ccを温めて粉ゼラチンを溶かし、冷やし固める。
④[A]で②をのばし、残りのコンソメで味を調える。仕上げに③を添える。