御茶ノ水 小川軒Ochanomizu Ogawaken
名店会ファイル
2021年5月号掲載 FILE No.275
明治38年(1905)、小川鉄五郎氏が新橋に創業した『小川軒』。2代目・小川順氏の三男、洋氏が1993年にオープンした『御茶ノ水 小川軒』は今年、28年となる。
10日間煮込まれた艶やかで濃厚なデミグラスソースは、洋食の要として小川軒創業時から受け継がれてきた伝統の味。「黒毛和牛ハンバーグステーキ160gグリル野菜添え」2200円、「特製ハヤシライス」2420円など、同店人気メニューの名脇役である。
ランチは、ハンバーグ(単品)+車海老のフライやタラバ蟹とズワイ蟹のカニクリームコロッケにスープ、サラダ、ライスまたはパン、コーヒーが付く。
「ハンバーグは挽肉ではなくチョップド・ビーフですので、黒毛和牛100%に玉葱というシンプルな食べごたえを味わっていただきたいです。昨年休業の折には、父の時代の料理人に話を聞くなどして原点に戻り、レシピを見直しました」と話す小川さん。
「スペシャルランチコース」5000円は、オードブル、スープ、魚介料理、メインにハンバーグまたはビーフシチュー(+1000円)、デザート、コーヒー。アラカルトは、「車海老のフライタルタルソース」3900円、「ビーフシチュー」3900円など。「カスタードプリンアラモード」は1400円。
御茶ノ水 小川軒
代表取締役 小川洋さん
おすすめ品
クッキーの詰め合わせ
地下1階レストランのほか、1階カフェ(11時~17時)では、手軽なランチがいただける。
また、手土産に人気の「レイズンウイッチ」や「神戸ビーフカレー」なども購入できる。
昨秋に発売された、御父上の時代に使用していた『小川軒』のロゴをあしらったレトロなデザインの缶入りガトーセックは、バターを控えめにあっさりと上品に仕上げたアーモンド、チーズ、カレー、ヘーゼルナッツ、チョコ、レイズン、ココナッツ、塩サブレの詰め合わせ。◎3672円(消費期限50日)
2015年12月号掲載 FILE No.210
一九〇五年、小川鉄五郎氏が汐留で「小川軒」を開業、のちに代官山に移転し、〝季節の小皿料理〟が看板料理となる。その後、店はご子息の順氏に引き継がれ、順氏の逝去後は、長男が厨房を守り、二男が菓子、サービスを三男の洋氏が担当していたが、洋氏が独立し「御茶ノ水 小川軒」をオープン、今年二十二年目を迎えた。
「〝小川軒〟と掲げる以上、看板メニューの『ハヤシライス』は切らすことがないよう、デミグラスソースを絶えず仕込んでいます。十年ほど前、先輩から昔の仕込み方を教わりましたが、結局、余分なものを入れず、シンプルな作り方で、良い素材を使って丁寧に仕込むところに行きつきました」と洋氏。
地下一階のレストランでは、自慢のデミグラスソースを使った、名物の「オックステールシチュー」(四千四百円・写真下)や、「牛粗挽きハンバーグステーキ」(二千三百円~)などの人気アラカルトメニューの他、小川軒の料理を堪能できるコースも充実。なかでもおすすめの「スペシャルコース」(六千五百円~)は、季節の小皿オードブル三皿、魚介料理、主菜(「牛粗挽きハンバーグ」「尾崎牛のビーフカツレツ」「シチュードビーフ」「シチュードテール」より一品)、カレー又はハヤシライス、デザートと飲み物付。その他、「和牛ステーキコース」は一万二千円、「ミニコース」は四千三百円。また、八名以上でビュッフェスタイル九品での貸切も可能(五千円~・要相談)。
「レイズンウィッチ」を販売している一階のカフェでは、カレーやハヤシライスが手軽にいただける。
JR・東京メトロ「御茶ノ水駅」から徒歩三分。
御茶ノ水 小川軒
オーナーシェフ 小川洋さん
おすすめ品
おせち オードブル二段重
常連向けにオープンの翌年から始め、毎年好評の「おせち」。すべて店の厨房で仕込み、箱詰めまでスタッフ総動員で手作りする。和牛ローストビーフ、ビーフシチュー、田舎風パテ、フォアグラ入りリエット、テリーヌ、伊勢海老のグラタン、キャビア、栗きんとんブランデー風味など、小川軒ならではのメニューが盛り込まれた嬉しい内容。ぜひ、ワインとともに新年を祝いたい。
[価格・受取方法]
■店頭引き渡しの場合
十二月三十一日(木)十時~十三時
三万九千九百六十円(税込)
■配送の場合(クール便)
十二月三十一日(木)午前着
四万九百六十円(税・送料込)
[予約締切]十二月十一日(金)まで
※現定数に達し次第終了
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
明治38年(1905)、小川鉄五郎氏が新橋に創業した『小川軒』。2代目・小川順氏の三男、洋氏が1993年にオープンした『御茶ノ水 小川軒』は今年、28年となる。
10日間煮込まれた艶やかで濃厚なデミグラスソースは、洋食の要として小川軒創業時から受け継がれてきた伝統の味。「黒毛和牛ハンバーグステーキ160gグリル野菜添え」2200円、「特製ハヤシライス」2420円など、同店人気メニューの名脇役である。
ランチは、ハンバーグ(単品)+車海老のフライやタラバ蟹とズワイ蟹のカニクリームコロッケにスープ、サラダ、ライスまたはパン、コーヒーが付く。
「ハンバーグは挽肉ではなくチョップド・ビーフですので、黒毛和牛100%に玉葱というシンプルな食べごたえを味わっていただきたいです。昨年休業の折には、父の時代の料理人に話を聞くなどして原点に戻り、レシピを見直しました」と話す小川さん。
「スペシャルランチコース」5000円は、オードブル、スープ、魚介料理、メインにハンバーグまたはビーフシチュー(+1000円)、デザート、コーヒー。アラカルトは、「車海老のフライタルタルソース」3900円、「ビーフシチュー」3900円など。「カスタードプリンアラモード」は1400円。
御茶ノ水 小川軒
代表取締役 小川洋さん
おすすめ品
クッキーの詰め合わせ
地下1階レストランのほか、1階カフェ(11時~17時)では、手軽なランチがいただける。
また、手土産に人気の「レイズンウイッチ」や「神戸ビーフカレー」なども購入できる。
昨秋に発売された、御父上の時代に使用していた『小川軒』のロゴをあしらったレトロなデザインの缶入りガトーセックは、バターを控えめにあっさりと上品に仕上げたアーモンド、チーズ、カレー、ヘーゼルナッツ、チョコ、レイズン、ココナッツ、塩サブレの詰め合わせ。◎3672円(消費期限50日)
2015年12月号掲載 FILE No.210
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
一九〇五年、小川鉄五郎氏が汐留で「小川軒」を開業、のちに代官山に移転し、〝季節の小皿料理〟が看板料理となる。その後、店はご子息の順氏に引き継がれ、順氏の逝去後は、長男が厨房を守り、二男が菓子、サービスを三男の洋氏が担当していたが、洋氏が独立し「御茶ノ水 小川軒」をオープン、今年二十二年目を迎えた。
「〝小川軒〟と掲げる以上、看板メニューの『ハヤシライス』は切らすことがないよう、デミグラスソースを絶えず仕込んでいます。十年ほど前、先輩から昔の仕込み方を教わりましたが、結局、余分なものを入れず、シンプルな作り方で、良い素材を使って丁寧に仕込むところに行きつきました」と洋氏。
地下一階のレストランでは、自慢のデミグラスソースを使った、名物の「オックステールシチュー」(四千四百円・写真下)や、「牛粗挽きハンバーグステーキ」(二千三百円~)などの人気アラカルトメニューの他、小川軒の料理を堪能できるコースも充実。なかでもおすすめの「スペシャルコース」(六千五百円~)は、季節の小皿オードブル三皿、魚介料理、主菜(「牛粗挽きハンバーグ」「尾崎牛のビーフカツレツ」「シチュードビーフ」「シチュードテール」より一品)、カレー又はハヤシライス、デザートと飲み物付。その他、「和牛ステーキコース」は一万二千円、「ミニコース」は四千三百円。また、八名以上でビュッフェスタイル九品での貸切も可能(五千円~・要相談)。
「レイズンウィッチ」を販売している一階のカフェでは、カレーやハヤシライスが手軽にいただける。
JR・東京メトロ「御茶ノ水駅」から徒歩三分。
御茶ノ水 小川軒
オーナーシェフ 小川洋さん
おすすめ品
おせち オードブル二段重
常連向けにオープンの翌年から始め、毎年好評の「おせち」。すべて店の厨房で仕込み、箱詰めまでスタッフ総動員で手作りする。和牛ローストビーフ、ビーフシチュー、田舎風パテ、フォアグラ入りリエット、テリーヌ、伊勢海老のグラタン、キャビア、栗きんとんブランデー風味など、小川軒ならではのメニューが盛り込まれた嬉しい内容。ぜひ、ワインとともに新年を祝いたい。
[価格・受取方法]
■店頭引き渡しの場合
十二月三十一日(木)十時~十三時
三万九千九百六十円(税込)
■配送の場合(クール便)
十二月三十一日(木)午前着
四万九百六十円(税・送料込)
[予約締切]十二月十一日(金)まで
※現定数に達し次第終了