味満んAjiman

天然の最高級とらふぐの味をご賞味ください


東京都港区六本木3-8-8 WOOビル1F
03-3408-2910
18:00~22:30

日曜日
9月~3月無休(年末年始除く)/7月・8月は完全休業



名店会ファイル

2023年1月号掲載 FILE No.295

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 昭和56年に創業以来40年にわたって通を唸らせてきた、六本木の裏路地に佇むふぐ料理の名店。家族経営ゆえの飾らない接客が常連客に愛され、予約至難の店となった。〝ふぐ愛〟にあふれるご主人・松原貞夫さんと、その目と技を受け継ぐ2人の息子たちが毎朝豊洲市場に足を運び、全国各地で水揚げされた天然とらふぐの中からその日最良の品を選び抜く。
 「仕入れは最も気を遣うところです。特に産地にはこだわらず、何十年と付き合ってきた信頼のおける仲買が選りすぐったものの中から自分の目で見て納得した一番いいものを選んでいます。お客様が満足した笑顔で帰っていただけるよう心掛けています」と話すのは御歳82歳になるご主人。
 青磁の皿に一人前ずつ盛られた刺身は「食べた時に、刺身とぽんずが口の中で溶け合い一番美味しくなる厚さ」に引いた、〝ぼたんづくり〟。カボスベースの自家製ぽんずにたっぷりの浅葱を入れて味わうもよし、主人が考案した上質なあん肝と、もみじおろしを合わせた肝ダレで味わうもよし。 
 煮凝り、刺身、唐揚げ、白子焼(4月末頃まで)、カマ塩焼、ちり、雑炊と一通り注文して約5万5000円~。量がしっかりあるので刺身以外は単品で頼んでシェアするのもよい。カウンター10席、個室テーブル席3室(2~6名)。

 


味満ん
ご主人 松原貞夫さん
おすすめ




ちり鍋セット

 最近は、予めお持ち帰り用の雑炊を追加注文の上、来店されるお客様が増えてきました。本来はご希望に沿ったお献立を適量、雑炊まで召し上がっていただくのが一番なのですが、『味満ん』の天然とらふぐをご自宅でも楽しめる「ちり鍋」セットをご用意しました。お鍋を召し上がった後、硬めに炊いたご飯を入れて雑炊をお楽しみください。
ふぐ、春菊、ねぎ、とうふ、出汁昆布と、薬味のもみじおろし、浅葱、自家製ぽんず入り。2人前・4万4000円~。要予約。

2008年11月号掲載 FILE No.125

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 「味満ん」は昭和五十六年の創業以来、二十七年にわたり、通を唸らせる最高級のふぐ料理を提供し続けてきた。それは、ご主人松原貞夫さんの確かな目利きによるものだ。使われるのは天然のとらふぐのみ。下関 のものが主だが、そのほか日向灘や豊後水道、シーズンによっては日本海側のものなど、ご主人が毎朝築地に足を運び、自身の目で見て、その日最良の品を仕入れてくる。
 「荷の量が多い分、必然的に良い品も多くなるということであって、とくに下関のものにこだわっているわけではないんです。何十年と付き合ってきた信頼のある仲買数社を通して、できるだけ沢山の量の中から良いものを選ぶ。仕入れはいちばん気を遣うところではありますが、お客様に満足して帰って頂けるよう自分が納得したものしか仕入れない、そういったことを心掛けています」
 同店の刺身はやや厚めに引いた、いわゆる“ぼたんづくり”といわれるもの。『食べた時に、刺身と自家製ぽんずの味が口の中で一緒になくなる厚さが美味しいのでは』と、ご主人が思案した結果、このスタイルになったのだという。ふぐのもちもちとした歯応え、噛むほどに深まる濃密な甘みを存分に味わうことができる。
 煮凝り、刺身、唐揚げ、白子焼き(四月末頃まで)、焼物、ちり、雑炊と一通り注文して約三万五千円~。ただ、これはあくまでも目安。同店には決まったコースメニューはなく、 好みやお腹の加減によって、量も内 容も狭く要望に対応してくれるので、 遠慮なくご相談を。カウンター十席、個室三室(二~六名)。

 


味満ん
ご主人 松原貞夫さん
おすすめ品




ちり鍋セット

「味満ん」の味が、そのまま自宅で楽しめる、ちり鍋セット。ふぐ、春菊、ねぎ、とうふ、出汁昆布と、薬味のもみじおろし、あさつき、自家製ぽんず入り。一人前から注文可。写真は二人前・四万円。

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