カツ丼 奏す庵Katsudon Sosuan
カツ丼
大人のファストフード
東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワーB1 タワーダイニング内
03-63262-6842
11:00~15:00、17:00~22:00(L.O.)
日曜日・祝日~20:00(L.O.)
年中無休
オフィシャルサイト
名店会ファイル
2024年4月号掲載 FILE No.310
福井県出身のオーナー・森武彦さんが、2016年に東京早稲田にオープンしたソースかつ丼専門店『奏す庵』。ビルの建替えで日本橋に移転し、まもなく2年となる。
福井県民のソウルフードのひとつとされるソースカツ丼を生んだ『ヨーロッパ軒』は、大正2年に早稲田鶴巻町で開業。ドイツで修業したシェフが、シュニッツェルを日本風にアレンジし、丼メニューとして提供し人気を博すが、関東大震災で店舗を焼失、シェフの出身地・福井に移転した。
「ソースカツ丼発祥の地で福井の食文化を発信したいと思い、早稲田で開業しました。梅干しから味噌汁、ご飯など、出来る限り福井の食材を使用しています。まずは国内で展開し、さらには海外に進出したいですね」と話す森さん。
看板メニューの「ワセカツ丼」は、厚さ8㎜のロースカツが2枚、4㎜3枚を特製ソースにくぐらせて提供され、オリジナルソース「からしのヌーベ」をつけていただく。平日ランチは小鉢付「ワセカツ丼」1100円、「カレーカツ丼」1100円、「ベジカツ丼」12000円など。夜は、前菜3品にプチ野菜カツ7品、ぷりぷり食感のエビメンチカツ、肉汁たっぷりのメンチカツにドリンク1杯が付いた「カツコースセット」3000円がお得。
テーブル26席、カウンター10席。
奏す庵
オーナー 森 武彦さん
おすすめメニュー
カキカツ丼
「カキカツ丼」1500円(※)には、大粒のカキフライ3つと薄切りカツ2枚を載せています。臭みと雑味を除去する新製法で下処理し、とれたてを揚げたようなふわとろジューシーなカキカツに、マヨネーズとウスターソース、からしのヌーベをお好みで。
〝和洋折衷〟の味には「九龍」や「常山」など、福井の日本酒ハイボールがおすすめです。「黒龍 しずく」など、入手困難な福井の銘酒もお楽しみいただけます。
※シーズンにより、入荷のない場合があります。
2017年9月号掲載 FILE No.231
福井ではソースカツ丼こそが「カツ丼」として定着している。それは、早稲田鶴巻町にあった「ヨーロッパ軒」のご主人が創案したソースカツ丼を、一九一三年に東京で開かれた料理発表会で披露し、店で出し始めたが、関東大震災により福井に店を移し、広く根付いたことに所以する。
「奏す庵」店主・森武彦さんは、かねてから携わっていた仕事の中で、「和文化」を世界へ発信したいとの想いが募るようになり、昨年五月、故郷の福井で親しんでいたソースカツ丼の専門店を、発祥の地早稲田に開店することとなった。森さんの考える「和文化」とは、まさにソースカツ丼が生み出されたような、外からのものを和の土壌に取り込んで昇華させる日本独自の文化のことだという。
看板商品は、肉の味わいを楽しむ「厚カツ」と、特製ソースの味がよくわかる「薄カツ」を、和風の調味料を忍ばせた甘口ウスターソースにたっぷり浸して丼に盛った「ワセカツ!丼」(九百八十円)。そのカツを別々に盛った「あつ丼」「うす丼」(共に九百三十円)に、「ひれ丼」(千三百八十円)。さらに夜のメニューには、叩いて薄く延ばした「わらじ丼」、「めんち丼」(共に千二百三十円)が加わる。御飯や味噌は福井より直送。一品料理と福井の地酒を味わいながら、丼が出来上がるのを待つのもいい。また今夏より夜のメニューに、海老と野菜を洋食のカツに仕立て、揚げ立てを出すコース(三千二百円)も登場。揚げる際に特殊な器具を使うことで、殆ど油の匂いがしない軽い揚げ上がりになり、女性や年配客にも好評だ。
早稲田鶴巻町東交差点すぐ。カウンター十三席。
奏す庵
代表取締役 森武彦さん
おすすめ品
弁当三種
人気の丼三種を弁当に仕立てたもの。ちょっとした集まりや差し入れにも好評だ。近隣への出前は「UberEATS」の専用アプリを利用して注文が可能。また、予め店に電話で注文しておくと、店頭で直接受け取ることもできる。
【価格】
「ワセカツ!丼」千二百円
「メンチカツ弁当」千五百円
「ヒレカツ弁当」千六百円
※数量が多い場合は、予めご相談を。
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
福井県出身のオーナー・森武彦さんが、2016年に東京早稲田にオープンしたソースかつ丼専門店『奏す庵』。ビルの建替えで日本橋に移転し、まもなく2年となる。
福井県民のソウルフードのひとつとされるソースカツ丼を生んだ『ヨーロッパ軒』は、大正2年に早稲田鶴巻町で開業。ドイツで修業したシェフが、シュニッツェルを日本風にアレンジし、丼メニューとして提供し人気を博すが、関東大震災で店舗を焼失、シェフの出身地・福井に移転した。
「ソースカツ丼発祥の地で福井の食文化を発信したいと思い、早稲田で開業しました。梅干しから味噌汁、ご飯など、出来る限り福井の食材を使用しています。まずは国内で展開し、さらには海外に進出したいですね」と話す森さん。
看板メニューの「ワセカツ丼」は、厚さ8㎜のロースカツが2枚、4㎜3枚を特製ソースにくぐらせて提供され、オリジナルソース「からしのヌーベ」をつけていただく。平日ランチは小鉢付「ワセカツ丼」1100円、「カレーカツ丼」1100円、「ベジカツ丼」12000円など。夜は、前菜3品にプチ野菜カツ7品、ぷりぷり食感のエビメンチカツ、肉汁たっぷりのメンチカツにドリンク1杯が付いた「カツコースセット」3000円がお得。
テーブル26席、カウンター10席。
奏す庵
オーナー 森 武彦さん
おすすめメニュー
カキカツ丼
「カキカツ丼」1500円(※)には、大粒のカキフライ3つと薄切りカツ2枚を載せています。臭みと雑味を除去する新製法で下処理し、とれたてを揚げたようなふわとろジューシーなカキカツに、マヨネーズとウスターソース、からしのヌーベをお好みで。
〝和洋折衷〟の味には「九龍」や「常山」など、福井の日本酒ハイボールがおすすめです。「黒龍 しずく」など、入手困難な福井の銘酒もお楽しみいただけます。
※シーズンにより、入荷のない場合があります。
2017年9月号掲載 FILE No.231
※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。
福井ではソースカツ丼こそが「カツ丼」として定着している。それは、早稲田鶴巻町にあった「ヨーロッパ軒」のご主人が創案したソースカツ丼を、一九一三年に東京で開かれた料理発表会で披露し、店で出し始めたが、関東大震災により福井に店を移し、広く根付いたことに所以する。
「奏す庵」店主・森武彦さんは、かねてから携わっていた仕事の中で、「和文化」を世界へ発信したいとの想いが募るようになり、昨年五月、故郷の福井で親しんでいたソースカツ丼の専門店を、発祥の地早稲田に開店することとなった。森さんの考える「和文化」とは、まさにソースカツ丼が生み出されたような、外からのものを和の土壌に取り込んで昇華させる日本独自の文化のことだという。
看板商品は、肉の味わいを楽しむ「厚カツ」と、特製ソースの味がよくわかる「薄カツ」を、和風の調味料を忍ばせた甘口ウスターソースにたっぷり浸して丼に盛った「ワセカツ!丼」(九百八十円)。そのカツを別々に盛った「あつ丼」「うす丼」(共に九百三十円)に、「ひれ丼」(千三百八十円)。さらに夜のメニューには、叩いて薄く延ばした「わらじ丼」、「めんち丼」(共に千二百三十円)が加わる。御飯や味噌は福井より直送。一品料理と福井の地酒を味わいながら、丼が出来上がるのを待つのもいい。また今夏より夜のメニューに、海老と野菜を洋食のカツに仕立て、揚げ立てを出すコース(三千二百円)も登場。揚げる際に特殊な器具を使うことで、殆ど油の匂いがしない軽い揚げ上がりになり、女性や年配客にも好評だ。
早稲田鶴巻町東交差点すぐ。カウンター十三席。
奏す庵
代表取締役 森武彦さん
おすすめ品
弁当三種
人気の丼三種を弁当に仕立てたもの。ちょっとした集まりや差し入れにも好評だ。近隣への出前は「UberEATS」の専用アプリを利用して注文が可能。また、予め店に電話で注文しておくと、店頭で直接受け取ることもできる。
【価格】
「ワセカツ!丼」千二百円
「メンチカツ弁当」千五百円
「ヒレカツ弁当」千六百円
※数量が多い場合は、予めご相談を。