メゾン・ド・ユーロンMaison De Yulong

ヌーベルシノワとの出逢い


東京都港区赤坂4-13-18  
03-3589-3955
11:30~13:30(L.O.)、17:30~21:30(閉店)

日曜日・月曜の昼(月曜が祝日の場合は休み)

オフィシャルサイト



名店会ファイル

2024年12月号掲載 FILE No.318

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 42年のキャリアを持つ阿部淳一料理長は、上海の料理人から伝承された経験を生かし、鍋で焦がしながら真っ黒になるまで煮込むフカヒレの姿煮込みや黒酢酢豚、上海蟹などを代表的な人気メニューとして定着させた。美しい器で供されるどの料理も70%ほど火を入れ、運ばれて口に入る瞬間においしさの頂点を迎えるように計算された火技が光る。野菜は、栃木県「エビベジ」の力強い味わいを大切に、最小限の香辛料で調理。青菜はシンプルに塩と酒で味を付け、シャキシャキとした歯ごたえを残す。今の時季は、ほくほくした里芋と葱のとろとろ煮を味わいたい。
 ワインのマリアージュにも力を注ぎ、数百のワインリストからソムリエが料理に合わせて提案。グラスワインも充実している。
 コースはディナー1万5400円~、ランチ5500円〜(税込・サ別)。個室は3部屋(4名~14名)あり、シーンに応じて利用できる(個室料無し)。メインダイニングは貸切も可能(14名~30名)。

 


メゾン・ド・ユーロン
料理長 阿部淳一さん
おすすめ




上海蟹の姿蒸し

 上海料理の代表的な秋冬の味覚、上海蟹。当店では上海の西に位置する、蘇洲近郊の陽 ようちょうこ 澄湖の上海蟹をご用意し、セイロで8割ほど蒸したものを味わっていただきます。
 この時季の上海蟹のメスはお腹にたっぷりと抱く卵が、オスはねっとりとした白子が特長です。スタッフが丁寧に捌いて提供しますので、手をよごさずにお召し上がりいただけます。姿蒸しは、濃厚な蟹ミソを自家製の黒酢ダレとともに。また、絹豆腐の上海蟹ミソ煮込みなど、旬の味わいをぜひご賞味ください。


2016年7月号掲載 FILE No.217

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 新しい中国料理を小皿で提供する〝ヌーベルシノワ〟の先駆けとして、一九九五年にオープンし、昨年二十周年を迎えた「メゾン・ド・ユーロン」。多彩な料理に合わせ約二百五十種類揃えている豊富なワインも好評だ。
 料理長の阿部淳一氏は、高校時代にアルバイトをした中国料理店で、炎を上げながら豪快に調理する料理人の姿に憧れ、卒業後「東京會舘」の中国料理部門に入りキャリアをスタートさせた。その後、六本木の上海料理店に移り、本場の料理人から火入れの妙技を見せられ、その素晴らしさに開眼、より精妙な火入れを目指していくようになったという。さらに、青山のヌーベルシノワの店で研鑽を積んだ後、「メゾン・ド・ユーロン」開業に伴い、料理長に就任した。
「国産の新鮮な野菜をふんだんに使用し、姿形も味わいも、できるだけそれぞれの野菜が持つ個性をそのまま楽しんでいただけるよう、シンプルに仕上げています」と、阿部料理長。
 お昼は、前菜二種・スープ・料理二皿・食事・デザートの「Aコース」が三千二百四十円。そのほか、「Bコース」四千八百六十円、「Cコース」六千四百八十円。夜は、前菜四種・スープ・料理二皿に、たまり醤油で煮込んだ人気メニュー「遊龍特製フカヒレの姿煮込み」、食事・デザートの「平安コース」が一万八百円。そのほか、一万二千九百六十円、一万五千百二十円、一万九千四百四十円。全コースに、フカヒレの姿煮込みが盛り込まれている(昼・夜共にサービス料別)。
 お昼は四千八百六十円以上、夜は一万八百円以上のコースで個室(三部屋:六名・八名・十四名まで)が利用できる。十四名から(三十名まで)メインダイニングの貸切も可能。

 


メゾン・ド・ユーロン
料理長 阿部淳一さん
おすすめ




中国料理とワインの夕べ

 トマトや、苦瓜・胡瓜をはじめとする瓜類など、夏野菜が出そろうこの季節、中国料理にワインを合わせる宴が、八月・九月に開かれる。阿部料理長が作り出すモダンな上海料理に、二名のソムリエが選んだワインが寄り添い、特別な一夜の晩餐を演出してくれる。
 また、九月にはワイン生産者が来日し、生産者を囲んでの一夜も計画されている。
[日程・会費](十九時?:税・サ込)
■八月五日(金):一万六千円
■九月八日(木):二万円
※お申し込みは、右記の番号までお電話で。

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