うなぎ はいばら築地2号店Unagi Haibaratsukiji2goten

鰻問屋直営店。築地で江戸前の蒲焼を


東京都中央区築地4-13-16
03-3546-6669
10:00~14:00(L.O.)

日曜日・祝日


オフィシャルサイト



名店会ファイル

2019年8月号掲載 FILE No.254

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 築地で活鰻の小売と卸を手がける榛原鰻販売株式会社の直営店。  養鰻業が盛んな静岡県榛原出身の初代社長が1958年に東京で「産地直売」の会社を興した。当初は、鰻専門店への卸が中心で、直営店は蒲焼を小売する店だけだったが、1989年、築地場外に直営の飲食店を開店。昼時は100%国産の鰻に舌鼓を打つサラリーマンや観光客などで賑わう。
 母体が卸なので、成長度合いなどの情報を集め、入荷する前の鰻の状態を養鰻池ごとに把握。愛知県三河、鹿児島の養鰻業者から夜中には東京に届けられる。
 割き・串打ち・蒸し・焼きと、その道40年以上の経験を持つ柴田茂夫さんは、「ふわっとした江戸前の仕上がりは蒸しの工程で決まります。この時季なら35分ぐらいが目安ですが、鰻の腹の色や形を見て脂の乗りや肉質を見極め、蒸気のあたり具合を見ながら時間を調整しています」と言う。串打ちした鰻を白焼きし、蒸し上げ、注文に応じてタレをつけ、あめ色に仕上げていく。入口脇での本焼きが店先でよい香りを漂わせている。
 うな重は、「梅」2500円(吸物・新香付)、「竹」3000円・「松」4000円(共に肝吸・新香・肝焼き付)。タレをかけるため、やや硬めに炊き上げた、山形県産「つや姫」のお米も美味しい。
 同店の他、持ち帰り専用の販売店が築地四丁目交差点近くにある。

 


うなぎ はいばら 築地2号店
うなぎ職人 柴田茂夫さん
おすすめ品




うなぎ弁当

 店内で焼き上げるテイクアウト用「うなぎ弁当」2500円。観劇や食事帰りの手土産や、差し入れにも喜ばれている(まとまった数の場合は予め連絡を)。「うなぎ弁当」・「うな重」3500円(重箱:肝吸・新香付)は出前も可能。
【出前条件】
●エリアは丸の内周辺、銀座周辺など。それ以外は要相談。
●前々日12時までに1万円以上から受付(価格は税込み)。
【問い合わせ】
榛原鰻販売株式会社
03(3531)7241

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