上海ルージュShanghai Rouge

上海料理をベースに旬の食材を取り入れて


東京都中央区銀座5-8-20 銀座コアビル10F
03-6264-6595
11:00~14:30(L.O.)、17:00~22:00
土・日・祝11:00~15:30(L.O.)
月曜日

オフィシャルサイト



名店会ファイル

2023年4月号掲載 FILE No.298

※内容は掲載当時のものです。メニュー内容・価格等については、各店舗にお問い合わせください。


 2021年銀座にオープンした『上海ルージュ』は、上海料理をベースにした中国料理をメインに、ソムリエ渋谷康弘氏セレクトのワインを楽しめる店。料理長を務めるのは、永年にわたり脇屋友詞氏の下で『トゥーランドット游仙境(閉店)』、『Wakiya一笑美茶樓』、『Wakiya迎賓茶樓』の料理長を歴任してきた沖倉康志氏である。
 「あらゆる上海料理の基本はスープにある」として、各種「湯」と、豚の拳骨と鶏ガラを使って丁寧につくられた濃厚なスープが料理のベースとなっている。
 ランチの「飲茶コース」は前菜3種・チャイナラビオリ・点心・食事・デザートにジャスミン茶が付いて3850円。ディナーコースは7品1万2100円~。特別メニューの「シェフおまかせコース」5万5000円(全て税込・サ別)は、フカヒレの上海風煮込み、東坡肉など定番メニューに凍頂烏龍茶で締めくくるスタイル。アラカルトも多数用意。フリードリンク(2時間)が付いて7品1万円(税・サ込)の宴会コースもある。
 完全個室・半個室5部屋、全100席。ワインとのペアリングがお勧めで、同ビル7階の『CITY CLUB OF TOKYO』に収蔵の秘蔵ワインリストから注文も可能。ヴィンテージ紹興酒も充実している。

 


上海ルージュ
料理長 沖倉康志さん
おすすめメニュー




鮮魚の香り蒸し

 「上海料理らしい海鮮料理に人気があります。豊洲市場が近いので、新鮮な魚をいつでもご用意できます。鯛やハタ一本を葱生姜で蒸したものは通年にわたりお出ししています。フカヒレは、乾燥フカヒレを濃厚なスープで煮込んで白濁させたものが上海風です。代表的な上海料理のひとつである東坡肉は、水と醤油、砂糖、紹興酒だけで煮る古典的な調理法で、皮付きの豚バラ肉からじっくりとコラーゲンを引き出して煮詰めます」と語る沖倉料理長。春にはホワイトアスパラや山菜など、季節の野菜も取り入れる。

掲載記事


お知らせ・イベント アーカイブ