情報区(オンライン・テイクアウト速報)

恵比寿『ゴッサムグリル』
人気ステーキ店の
ビーフサンドをご自宅で

 美瑛ファームから届くジャージー牛など選び抜かれたステーキが人気の『ゴッサムグリル』にテイクアウトメニューが登場。姉妹店『ヴィロン』のバゲットを使用した「ジャージー牛のローストビーフサンド」1,500円、銀座と青山で展開する食パン専門店『セントル・ザ・ベーカリー』の食パンを使った「チョップドステーキサンド」1,600 円。共に店内でいただくことも可能。その他、レストランのメニューからテイクアウトもできるので、この機会にぜひ。

●お問い合わせ・ご予約
GOTHAM GRILL
Tel03-5447-0536

『銀座玉木』
お箸で食べるフレンチ
テイクアウトも充実

 肩肘張らずお箸でいただける本格フレンチ『銀座玉木』。店内にはカウンター席とテーブル席が設けられ、会食や家族の集まりなど用途に応じて様々に利用できる。ランチコースは、アミューズ、オードブル、野菜のエチュベ、メイン、デザート、コーヒー6,000 円~、ディナーコースは12,000 円~。また、人気の神戸牛メンチカツレツやビーフシチュー、山形牛の炭火焼など、レストランメニューのテイクアウトも可能。

●お問い合わせ・ご予約
銀座玉木
Tel03-6252-9381
https://www.tamaki-co.jp

天現寺『青草窠』
ビーフヒレカツサンドや
八寸のテイクアウト

 広尾天現寺橋交差点近くにあり、静寂の中で日本の四季を味わえる『青草?』の懐石料理をご自宅で。季節の献立にからすみや鮑煮を盛り込んだ八寸は2~ 3 人用2 万円~。野菜の炊き合せ6 種が入り3,500 円。軽い口当たりの土佐あかうしのビーフヒレカツサンドは6,500 円。小夏ゼリーととうもろこしのすり流しがセットで8,000 円。ご飯ものは1,300 円~。ご要望をご相談の上、前日までに要予約。

●お問い合わせ・ご予約
青草窠
Tel03-3473-3103

加賀料理
浅田のお弁当
ご予約

 350余年にわたる加賀料理の伝統と料亭文化を重んじつつ革新を取り入れてきた「浅田」。ご自宅や、記念日にも相応しいお弁当は日本橋三井ガーデンホテルプレミア9階の「日本橋浅田」または浅田各店にて2日前までご予約可能。お受け取りは日本橋店のみ。合鴨ロース煮、鶏松風、穴子八幡巻、出汁巻玉子など色とりどりに詰められている折詰3,500円。さらにたっぷりとした折5,500円は、酒の肴にも充分に楽しめる内容。

●お問い合わせ・ご注文
日本橋浅田
Tel03-5542-1700
www.asadayaihei.co.jp

麻布十番 老四川 飄香
井桁シェフの四川料理
通信販売

 井桁良樹シェフの四川料理を味わえる「老四川瓢香」。伝統的な味を追求するとともに、無添加で素材を生かした料理が好評だ。ご家庭でも楽しめる通信販売のアイテムは、四川より取り寄せた数種のスパイスをブレンドした「ラー油」864円(税込)。四川麺料理の定番「牛肉麺」3食4,860円(税込)。本場の味を大切にしながらシンプルに再現した「汁なし担々麺」(成都タンタン麺)2食2,592円(税込)。ギフトにも喜ばれるお食事券1万円を用意。

●お問い合わせ・ご注文
瓢香(ピャオシャン)
Tel 050-6426-5664
http://www.piao-xiang.jp/

薬膳中華とワイン
南青山ESSENCEの
テイクアウトメニュー

 足利の自家菜園で作る新鮮な食材を使い、化学調味料を使用せずに心と身体を癒す料理を提供する薮崎友宏シェフ。テイクアウトは、前菜のピータン、足利マール牛すね肉の赤酢煮込み、点心には焼きニラ饅頭、春巻など。メインはプラチナポークの黒酢豚やあべ鶏とたっぷりの唐辛子と花山椒炒め、チャーハンなど。ユーリンチー弁当、エビチリ弁当、麻婆豆腐弁当にはごはんまたは汁なし担々麺がつく(各1,500円)。

●お問い合わせ・ご注文
南青山エッセンス
Tel 03-6805-3905
www.essence.tokyo

銀座「千客万来 芝濱」
店内リニューアル
ランチメニュー一新

 鯛を中心としたメニューが人気の芝濱。ランチは、海鮮ちらしに小付、お椀、香の物がつく「高座丼」2,500円。「鯛尽くし」は小付、お椀、造り、焼物、鯛天茶、香の物2,000円、さらに前菜と甘味が付く「鯛の寄席」3,500円。10品「大喜利」5,000円。夜のコースはブランド豚の炭火焼コース10,000円他。カウンター席6席。個室は6名1室、4名2室。最大10名まで。

●お問い合わせ・ご注文
千客万来芝濱
Tel 03-6278-0488
www.ginza-shibahama.jp

ドンピエール
銀座本店の味をご家庭で
通信販売

 1984年創業当時から顧客に愛されるメニューを冷凍でご用意。正統派のフレンチシェフが仕上げる「特製ビーフカレー」は旨味とコク、スパイシーな甘みが溶け合う。「ビーフハヤシ」は、初代総料理長が裏メニューとしてお出ししたところ好評を博した一皿。「ドライキーマカレー」それぞれ2名様分1袋(500g)3,240円(税込)で通信販売。コンソメスープ(500g)3,240円「ビーフカレー」(500g)1,620円。

●お問い合わせ・ご注文
ドンピエール銀座本店
Tel 050-5269-8913

脇屋友詞氏の味を
ご自宅で楽しめる
オンラインストア

Wakiya人気の白胡麻担々麺、辣香担々麺、豆乳担々麺、3つの味が楽しめる「担々麺食べくらべセット」6食入り4,212円。生姜と白味噌をベースにした特製醤に漬け込んだ骨付鶏肉の「鶏の白味噌生姜鍋」は、野菜と麺が付いて8,640円(2~3人前)。その他、厳選した気仙沼産ヨシキリザメの尾びれを上質なスープでじっくり煮込んだ「フカヒレの上海風煮込み」18,360円など。脇屋シェフのスペシャリテをぜひご自宅で。

●お問い合わせ・ご注文
WAKIYA一笑美茶楼
Tel 03-5574-8861
www.wakiya-onlineshop.co.jp

味の浜藤
家庭で手軽に
西京焼とうなぎ蒲焼

大正14年創業以来、魚食文化と伝統の味を守り続ける『味の浜藤』は、合成保存料・合成着色料・化学調味料の一切を使用せず、素材を生かした商品を提供。定番の銀鱈西京漬、うなぎ蒲焼、レンジで温めて手軽に味わえる焼魚や煮魚、宅配弁当などオンラインでも購入が可能。
 近日、「渋谷ヒカリエShinQs」内に移転する「東横のれん街」に、『食事処味の浜藤』イートインコーナーがオープン(オープン日は延期になり後日発表)。

●お問い合わせ・ご注文
味の浜藤
Tel 0120-31-3130
www.hamato.co.jp

ヴィア ブリアンツァ
奥野義幸シェフの
テイクアウトメニュー

麻布十番の一角に佇むリストランテ『ヴィア ブリアンツア』。24席ほどの店内は、お客様が和めるようサービスが工夫された開放感ある空間。テイクアウトメニューも、「ブッラータのカプレーゼ」1,600円、「甘いトマトのパスタ」1,600円、「ブラウンスイス牛のミートソースパスタ」2,400円、「滋賀県サカエヤの熟成肉のグリル」4,800円、「ティラミス」500円など多彩。奥野シェフが研究を重ねて開発した「低糖質パン」800円も用意。

●お問い合わせ・ご注文
ヴィア ブリアンツァ
Tel 03-5440-8885(日曜定休)
www.la-brianza.com

目白旬香亭
幕の内仕立ての洋食弁当と
カツサンド

 目白駅前『トラッド目白』2Fにある旬香亭。海老フライやビーフカツレツ、カニクリームコロッケ、ハヤシライスなど洋食の看板メニューに加え、和牛100%のステーキハンバーグ、特選赤うしのステーキも好評。テイクアウトも、「洋風幕の内弁当」2,100円~3,500円(2日前までの予約)、スパイシーな「スリランカ式ブラックチキンカレー」2人前1,600円、「ビーフカツサンド」1,900円など充実。

●お問い合わせ・ご注文
目白旬香亭
Tel 03-5927-1606(月曜定休)

世界の美食家に愛される
トリュフ料理専門店
テール・ド・トリュフ東京

 パリ本店の味を楽しめるシグネチャーメニューを、テイクアウト・デリバリー用にアレンジ。「ジャガイモの黒トリュフクリームスープ」2,000円、「黒トリュフのたまごサンド」1,800円、「黒トリュフの炊き込みご飯と国産牛サーロインステーキ」3,500円、「フレンチフライ」1,200円など。料理のアクセントに使えるトリュフオイルも販売。

●お問い合わせ・ご注文
Tel 03-5772-2139
デリバリーは5,000円から青山、六本木、赤坂など限定地域。

麻布十番 石垣吉田
プレミアムステーキ弁当
特製ビーフカレー

 和牛のルーツである但馬系の血統を引き継ぐ雌牛だけを飼育する石垣島きたうち牧場のプレミアムビーフを、吉田純一オーナーシェフが鉄板焼きで提供する『石垣吉田』の、テイクアウトメニュー。スペシャリテのクリスピー焼き100gと、だし巻卵やお浸し、炊き込みご飯が詰められた「プレミアムステーキ弁当」12,000円(前日までの予約)。他に「特製ビーフカレー」、「黒鮑フカヒレラーメン」など。

●お問い合わせ・ご注文
Tel 03-6435-3747

京都と滋賀のイタリアン

cenci チェンチ

全国から素材を厳選
個性を生かした独創的料理

 平安神宮近くの閑静な街中に店はある。関西圏トップのイタリアンといってもいいだろう。京野菜を扱う難しさをしている坂本健シェフの料理は、京都に住む人を魅了し続けている。全国から吟味した食材と京食材を出合わせ、それぞれの個性を引き出した独創的料理が盛り込まれた、初夏のコースから印象的だった料理をご紹介。

「五島列島のイサキ、トマトとにんにくの芽とヴィネガーのソース」。イサキの優美さとソースの甘酸味が出合う。

「新生姜とアオリイカ冷製パスタ、イカスミのタヤリン」。新生姜の甘酢漬け、イカのねっとりした甘み、肝の旨味、静かで澄んだ鶏節の旨味が響き合う美しい皿。

「玄米、鳩、木の芽」。ラカン産小鳩の胸肉は首皮を巻いて低温調理してから、炭火で仕上げてある。付け合せは無農薬の丸麦や赤米と、鳩のもも肉や砂ずり、心臓、レバーを炒め合わせたもの。胸肉はしっとりとして脂の甘い香りと鉄分を滴らせ、付け合せの炒め物と食べれば、鳩の全てがここにある。さらに木の芽のソースの旨いこと。

「あさかぜ胡瓜、茗荷、小鮎」。小鮎フリットに、胡瓜のぬか漬けと塩漬け、サワークリームを添えて。

「アスパラガス、イタリアのレンズ豆とアーモンド、黒にんにく、沖縄経産牛」。絶妙に火入れされた経産牛は、いつまでも噛みしめていたい旨味がある。 

「余市のウニ、海苔、葉山葵と塩麹のソース」。ウニの甘み、海苔の香り、山葵の香りが見事に出合ったパスタ料理。

「ジャガイモとクレソン、マナガツオのリゾット」。キタアカリの火入れ加減が素晴らしく、クレソンの茎の食感・香りと対比を成し、マナガツオの凛々しく優美な味わいと共鳴し合う。最後のデザートも秀逸。

●cenci  
京都府京都市左京区聖護院円頓美町44-7
電話=075(708)5307
営業時間=12時?15時(12時半L.O.)、18時?22時(19時L.O.)
定休日=月曜日、不定で日曜日または火曜日

SAISIR セジール

精肉店の肉をメインにした
珍しいイタリア郷土料理の数々

 全国の一流シェフが絶賛する滋賀県草津市の精肉店『サカエヤ』の新保吉伸さんが日本各地から厳選し手当てした肉がいただけるレストラン。シェフの溝口真哉さんはイタリアの郷土料理に精通し、豆料理、スープ料理だけで600種は作れるという。

 例えば、「ヨータ」は、スペック(燻製生ハム)を炒め、鶏のブロード、茹でたジャガイモと自家製ザワークラウトを入れて煮込み、紫キャベツを載せた一皿。優しい鶏の出汁にジャガイモの甘み、スペックの香りとコク、そしてザワークラウトの酸味が丸く溶け合って、舌を包み込む。

 また「ソパコアーダ」という鳩料理をアレンジしたもので、ペシャメル、脾臓のペースト、牛のラグー、モッツァレラを重ねたパングラタンに、牛のコンソメを注いだスープなど、様々な郷土料理がいただける。

 そしてメインの肉料理は、ワゴンに各種塊肉が載せられ、好きなものを楽しめる。

 ある日のコース料理は下記の構成。

 鉄分に富むレバーのような脾臓のペーストと、ゼラチン質がねっとりと広がる「4時間煮込んだウルテ(牛の喉の気管の軟骨)のトマト煮込み」。2年間雪室で熟成させた「甘いジャガイモとモッツァレラ、滋味に富むほうき鶏にサマートリュフ」。

 スペシャリテの一つ、カラブリア州の料理「モルツェッロ(牛の内臓煮込み)」。揚げたズッキーニとチーズのパスタ「スパゲッティ・アラネーラノ」。低温で3時間加熱して旨味と香りを凝縮させた「マッシュルームのラグー・ウンブリチェッリ」。

 そして、最後の最後まで味が消えずにいつまでも噛んでいたくなる「近江牛のランプとイチボの炭火焼」、熟成した肉の香りが口の中で破裂するボロネーゼ「フェットチーネ・ニーホ」など。

 7月9日から1カ月、虎ノ門ヒルズ『虎ノ門横丁』に出店。ぜひ楽しみにされたい。

SAISIR  
滋賀県草津市追分南5-11-13
電話=077(561)3329
営業時間=11時半?13時(L.0.)、18時?21時(L.0.)
定休日=水曜日・最終火曜日

2020年7月号


◆茂木友三郎対談(アーカイブより・2016年6月号掲載)◆

田中 昭德

金龍山浅草寺中興第二十八世貫首

◆編集長の昼膳放談◆

権 寛子

子どもの食卓(株)代表
◆味の見聞録◆

京都と滋賀のイタリアン
その店に行くために、京都と滋賀に旅をしたくなる。そんな唯一無二のイタリア料理店2軒をご紹介

目次

茂木友三郎対談(アーカイブより・2016年6月号掲載)
田中 昭德(金龍山浅草寺中興第二十八世貫首)
「日本人が持つ誇るべき信仰心 『利他』の心を世界に広げる」

日々是好日なり
文・南 美希子(エッセイスト・コメンテーター)
第187回「喪失の哀しみ」

食のタイムトラベル
文・加来 耕三(歴史家・作家)
第106回「公明正大を期した町奉行 大岡越前守忠相と幾世餠」

笑味来福
文・脇屋 友詞(「Wakiya一笑美茶樓」オーナーシェフ)
第4回「うなぎ」

はんなりと京菓子
文・山口 祥二(「京菓子司 末富」代表取締役社長)
第52回「水羊羹」

味のパトロール
文・松塚 しのぶ(コピーライター)
東京・赤坂「創や」

編集長の昼膳放談
ゲスト:権 寛子(子どもの食卓(株)代表)

共感する食のフィロソフィー
文・小山 進(「パティシエ エス コヤマ」オーナーシェフ)
第75回「おうちで簡単に出来る 小山流お菓子のレシピ」

名店会ファイル
第265回「石垣吉田」

美味良宴
文・正田 隆(正田醤油(株)社長)
其の二百五十九「アルプスに抱かれた美しき小国 リヒテンシュタインの宝箱」

キャビンアテンダント私のお気に入り
文/写真・寺田 美帆(日本航空客室乗務員)
第328回「手軽で美味しい自宅で楽しむ本格パスタ」

味の見聞録
第282回「京都と滋賀のイタリアン」

おいしい!には訳がある
文・宮川 順子(MIIKU(社)日本味育協会代表)
第55回「おなじみ貝類にも旬はあるの!?」

ふるさとの味、おふくろの味
文・中尾 行雄(今井書店 代表取締役会長)
第356回「夏野菜の『やたら漬け』」

台所と食卓の名脇役
文・細萱 久美(元(株)中川政七商店バイヤー)
第27回「晒の手ぬぐい」

おいしいひとり旅
文・山崎 まゆみ(エッセイスト/跡見学園女子大学兼任講師)
第40回「いつもそこにある味がなくなる寂しさ」

一期一食
文・横川 正紀(ディーン&デルーカ 代表)
第16回「街の磁力になる、新しい横丁」

これをあげたい!
文・橘 重十九(北野天満宮 宮司/NPO法人和の学校会員)
第148回「粟餅所・澤屋」

タネもシカケもある話
文・森田 敦子((株)サンルイ・インターナッショナル代表/植物療法士)
第100回「感染症対策にエッセンシャルオイルを活かす」

ドクターの天眼鏡
文・石田 浩之(医学博士)
第148回「コロナ ぼやき」

ソムリエの呟き
文・渋谷 康弘(ソムリエ)
第201回「ナパ・ヴァレー 注目の3つのワイナリー」

ハイ!!チーズ
文・皆見 敦子(栄養士/チーズシュバリエ)
第94回「無塩のモッツァレラ」

コーヒーを巡る人々
文・門上 武司((株)ジオード代表取締役/フードコラムニスト)
第59回「『G』の魔力」

ジパング式素材交遊録
文・マッキー牧元(タベアルキスト)
第307回「これからの飲食店はどこへ向かうのか①」

さらり日記
文・遠山 正道((株)スマイルズ代表取締役社長)
第283回「セロリにマヨネーズは乗りにくい」

百年つづけ
文・伊藤 章良(食随筆家)
第14回「『千花』先代を仰ぐ、男の仕事」

ケ・セ・ラ・さ・ら
文・今井 あき子
第196回「夏野菜のキーマカレー」

〈シドニー発〉麻子ママ奮戦記
文・中宮 麻子
第223回「コロナ禍から次のステップへ」

ひと皿のことの葉
文・上條 宏昌(小誌編集部)
第112回「がんもどき」

悪食三昧
文・樫井 雄介
第220回「荒木町の新店」

松塚 しのぶ

コピーライター

創や

料理人が作りだすのは、笑顔と笑い声とおいしい時間。

 東京港区赤坂の『創や』から、毎月初めにその月のメニューがメールで届く。ユーモアあふれる季節の挨拶とともに。メニューは旬の食材が満載で、どれも彩り豊かなオリジナル料理が並ぶ。いつものおいしさを思い浮かべて、思わずニンマリ。恥ずかしながら、鼻孔が広がるほどだ。

 実は、『創や』は前身の店『トキ』からの馴染みで、私は女主人で料理人の土岐さんの大ファンだった。その店で働いていた料理人が店を受け継ぎ、味をつなぎながら、新しさを加味して、6年前にオープン。もちろん『トキ』の常連さんはそのままに、新客もたくさん増えている。

 2年前から昼の営業を始めたら、この周辺の目ざといオフィスワーカーによって、行列のできるランチの人気店となった。リーズナブルでおいしいから、女性客が多いこともうなずける。

 『味の手帖』といえば、『創や』のカウンターには「味の手帖の日めくりカレンダー」が置いてある。待ち合わせの相手が来るまで、カレンダーの食材にまつわるおいしい話を読むのが、マイ定番だ。他のお客さんもそうしているみたい。

 私が『創や』で真っ先にたのむのは、「酒肴彩菜」と題した十種類近くの小鉢。なんとどれも200円。ちょっとおしゃれな金平やアレンジポテサラなど、楽しいアイデアレシピばかり。すぐに出てくるそれらの小鉢をつまみながら、「本日のおすすめ料理」を待つ。その季節ならではの日本酒を味わいながら。

 「そろそろお腹がふくれてきたから、半分の量にして」などとわがままを聞いてくれるのも嬉しい。いろんな料理を食べたい食いしん坊の私には、とにかくうってつけの店なのだ。

東京都港区赤坂2-14-12 川村ビル1階
TEL 03(3586)7090

 しかも、シメのご飯をいただいた後には、さらに幸せが待っている。この店では奥の厨房で腕を振るう女性料理人淳ちゃん作のスイーツも楽しめるのだ。でも、私は満腹すぎて、なかなかここまでたどりつけず、また今度、となることが多い。それがいつも心残りだ。

 コロナによる緊急事態宣言という思わぬ出来事で、この店もしばし休業したが、常連客はずっと再開を待っていた。〝おいしい時間〟がキャッチフレーズの『創や』。料理はもちろんのこと、店主の木津さんの笑顔に迎えられて、笑声が響くこの店で過ごす時間が、なにより大好きだから。

2020年7月号 情報区

料亭『浅田』
加賀料理を折詰にした
お弁当

創業以来350余年にわたり加賀料理の伝統と料亭文化を重んじつつ革新的な料理を提供し続ける『浅田』。料理人が一品ずつ丁寧に仕上げた多彩な料理を詰めたお弁当は、3,500円・5,500円(税別)。合鴨ロース煮、鶏松風、穴子八幡巻、出汁巻玉子など、酒の肴にも楽しめる充実の内容。ご自宅でのひと時や、記念日にもぜひ。ご注文はご利用の2日前までに浅田各店へ。

●お問い合わせ・ご注文
赤坂浅田  Tel ?03-3585-6606
青山浅田  Tel 03-5411-0171
大手町浅田 Tel 03-6262-1218
日本橋浅田 Tel 03-5542-1700
https://www.asadayaihei.co.jp

『中國菜・老四川 飄香』
無添加・本格四川料理
お取り寄せ

井桁良樹シェフによる、無添加で素材を生かした四川料理が好評の『中國菜・老四川 飄香』。ご自宅でも楽しめる通販アイテムは、四川麺料理定番の牛肉麺「香飃牛肉麺」3食入り4,860円、本場の味をシンプルに再現した「汁なし正宗担担麺(成都タンタン麺)」2食入り2,592円、四川で買い付けた数種のスパイスをブレンドした自家製ラー油「」864円(いずれも税込)。ギフトにも喜ばれる「お食事券」1万円(非課税)も用意。

●お問い合わせ・ご注文
中國菜・老四川 飄香
Tel 03-6426-5664
https://www.piao-xiang.jp

銀座『千客万来 芝濱』
店内リニューアル
のどぐろ塩焼コース登場


鯛を中心としたメニューが人気の『芝濱』。新料理長になり、鯛天茶の出汁も刷新。ランチは、小付、お椀、造り、焼物、鯛天茶がセットの「鯛尽くし膳」2,000円、さらに前菜と甘味が付く「鯛の寄席」3,500円、10品の「大喜利」5,000円。夜のコースは、ブランド豚の炭火焼またはのどぐろ塩焼のコース10,000円?。カウンター席6席。個室は6名1室、4名2室、最大10名まで。

●お問い合わせ・ご予約
千客万来 芝濱
Tel 03-6278-0488
https://www.ginza-shibahama.jp

ドンピエール銀座本店
作りたての味を
冷凍でご家庭へ


1984年の創業時から愛されるメニューが自宅で楽しめる通販。フレンチの技法を駆使して作られる、旨味とコクが溶け合った「黒毛和牛ビーフカレー」「黒毛和牛ビーフハヤシ」と、「ドライキーマカレー」、いずれも1パック500g(2?3人前)3,240円。野菜とビーフの旨味が溶け込んだ「黄金のコンソメスープ」は1パック200g(1人前)1,280円、6パック入り7,680円。

●お問い合わせ・ご注文
ドンピエール銀座本店
Tel 050-5269-8913
https://www.dompierre.tokyo

ワインに合わせたい
メゾン・ド・ユーロンの
テイクアウト


「麻婆豆腐弁当」2,500円は定番の他、黒豆の香りたつ豆鼓、複雑な辛みの辣麻の3種、「黒酢の酢豚弁当」は4,000円。どちらもその日のお勧め2品+ご飯または炒飯。「遊龍特製グルメボックス」は「国産ハーブの黒酢の酢豚」8,000円、「手羽先のフカヒレ詰めたまり醤油煮込み」10,000円、「極上フカヒレの姿煮込み」12,000円。いずれも揚げパンとお勧め9品が付く。全て税込、ご注文は前日まで。

●お問い合わせ・ご注文
メゾン・ド・ユーロン
Tel 03-3589-3955

特集リスト

2020年6月号 情報区

脇屋友詞氏の味を
ご自宅で楽しめる
オンラインストア

Wakiya人気の白胡麻担々麺、辣香担々麺、豆乳担々麺、3つの味が楽しめる「担々麺食べくらべセット」6食入り4,212円。生姜と白味噌をベースにした特製醤に漬け込んだ骨付鶏肉の「鶏の白味噌生姜鍋」は、野菜と麺が付いて8,640円(2~3人前)。その他、厳選した気仙沼産ヨシキリザメの尾びれを上質なスープでじっくり煮込んだ「フカヒレの上海風煮込み」18,360円など。脇屋シェフのスペシャリテをぜひご自宅で。

●お問い合わせ・ご注文
WAKIYA一笑美茶楼
Tel 03-5574-8861
www.wakiya-onlineshop.co.jp

味の浜藤
家庭で手軽に
西京焼とうなぎ蒲焼

大正14年創業以来、魚食文化と伝統の味を守り続ける『味の浜藤』は、合成保存料・合成着色料・化学調味料の一切を使用せず、素材を生かした商品を提供。定番の銀鱈西京漬、うなぎ蒲焼、レンジで温めて手軽に味わえる焼魚や煮魚、宅配弁当などオンラインでも購入が可能。
 近日、「渋谷ヒカリエShinQs」内に移転する「東横のれん街」に、『食事処味の浜藤』イートインコーナーがオープン(オープン日は延期になり後日発表)。

●お問い合わせ・ご注文
味の浜藤
Tel 0120-31-3130
www.hamato.co.jp

ヴィア ブリアンツァ
奥野義幸シェフの
テイクアウトメニュー

麻布十番の一角に佇むリストランテ『ヴィア ブリアンツア』。24席ほどの店内は、お客様が和めるようサービスが工夫された開放感ある空間。テイクアウトメニューも、「ブッラータのカプレーゼ」1,600円、「甘いトマトのパスタ」1,600円、「ブラウンスイス牛のミートソースパスタ」2,400円、「滋賀県サカエヤの熟成肉のグリル」4,800円、「ティラミス」500円など多彩。奥野シェフが研究を重ねて開発した「低糖質パン」800円も用意。

●お問い合わせ・ご注文
ヴィア ブリアンツァ
Tel 03-5440-8885(日曜定休)
www.la-brianza.com

目白旬香亭
幕の内仕立ての洋食弁当と
カツサンド

 目白駅前『トラッド目白』2Fにある旬香亭。海老フライやビーフカツレツ、カニクリームコロッケ、ハヤシライスなど洋食の看板メニューに加え、和牛100%のステーキハンバーグ、特選赤うしのステーキも好評。テイクアウトも、「洋風幕の内弁当」2,100円~3,500円(2日前までの予約)、スパイシーな「スリランカ式ブラックチキンカレー」2人前1,600円、「ビーフカツサンド」1,900円など充実。

●お問い合わせ・ご注文
目白旬香亭
Tel 03-5927-1606(月曜定休)

世界の美食家に愛される
トリュフ料理専門店
テール・ド・トリュフ東京

 パリ本店の味を楽しめるシグネチャーメニューを、テイクアウト・デリバリー用にアレンジ。「ジャガイモの黒トリュフクリームスープ」2,000円、「黒トリュフのたまごサンド」1,800円、「黒トリュフの炊き込みご飯と国産牛サーロインステーキ」3,500円、「フレンチフライ」1,200円など。料理のアクセントに使えるトリュフオイルも販売。

●お問い合わせ・ご注文
Tel 03-5772-2139
デリバリーは5,000円から青山、六本木、赤坂など限定地域。

麻布十番 石垣吉田
プレミアムステーキ弁当
特製ビーフカレー

 和牛のルーツである但馬系の血統を引き継ぐ雌牛だけを飼育する石垣島きたうち牧場のプレミアムビーフを、吉田純一オーナーシェフが鉄板焼きで提供する『石垣吉田』の、テイクアウトメニュー。スペシャリテのクリスピー焼き100gと、だし巻卵やお浸し、炊き込みご飯が詰められた「プレミアムステーキ弁当」12,000円(前日までの予約)。他に「特製ビーフカレー」、「黒鮑フカヒレラーメン」など。

●お問い合わせ・ご注文
Tel 03-6435-3747

青森のソウルフード

かやき

かやき

 青森県に行って食べたい郷土料理の一つが、「かやき」だ。帆立貝の貝殻を鍋にして、魚類を主体とした様々な具材を載せ、出汁や味噌で味をつけて煮る料理である。「貝焼き」が訛った言葉で、漁師が海岸で貝殻に具を載せて煮焼きした料理から発達したという。小さな鍋の中に味の変化があって、楽しみが続いていく。

 下北半島むつ市の『武田屋』で、5種類のかやきをいただいた。時間をかけて煮干しと昆布と鰹で出汁をとり、味噌は3種類を使い分け、出汁の量も塩分も具材に合わせて調整する。

 珍しいのは「タコのぶらぶら」。30分ほど茹でたタコの皮や小さく切った身の部分だけを使っている。うっすらとした味噌の風味に、タコのくにゅくにゅとした食感と甘みが滲み出て膨らみ、顔が崩れる。

 帆立の刺身を入れた「帆立の卵とじかやき」は、少しだけ煮えたところで食べてみると帆立のヌルッ、シコッとした食感と、ミルキーな味わいが広がる。火が通る途中で投入する溶き卵との相性もたまらない。

「鰊の切り込みかやき」は、生の鰊を切り、米麹と塩で漬け込み発酵させた伝統料理「鰊の切り込み」を大根おろしの上に載せてある。次第に大根おろしに切り込みの味が染みていき、酒を呼ぶ。最後のほうは濃密な味になるが、くどくなくマイルドなままなのは、発酵の力なのであろう。

「焼きガレイのかやき」は、堂々たる分厚さを誇る焼きガレイの焼けた面が香ばしく、旨みが凝縮している。これをご飯にぶっかけて食べたら、幸せだろうなぁ。

「イカの塩辛かやき」は、塩辛自体の味が綺麗で雑味なく、発酵しかかった浅さがまたよい。火が通り、載せてある大根おろしが塩辛色に染まってくると、なんともエレガントな味わいになる。匂いだけでも酒が飲める逸品である。

 虜にさせるその味わいは、青森県に暮らした先人たちの知恵の結集なのであった。

●武田屋
青森県むつ市柳町1-1-7
電話=0175(23)7811
営業時間=17時半~23時(22時半L.O.)
定休日=日曜日(月曜日が祝日の場合は連休)

すずのや/やきそば 鈴木

やきそば

 『すずのや』は、30数軒ある黒石市の名物「つゆやきそば」の人気店。

「黒石つゆやきそば」550円は、炒めたソース焼きそばを丼に入れ、鰹節だし醤油味のスープを注ぎ、揚げ玉とネギを載せたやきそば。スープに浸かっているが、堂々たる焼きそばの味である。温かい汁に浸かっているため麺はやわらかいが、伸びないように粘りの強い粉をブレンドして製麺している。一方、具で重要なのは天かすで、「天かすの食感と油分が入らないと、わさびのない寿司のように腑抜けになります」と、店主は言う。

ソースやきそばのようでありながら、かけそばのようでもあり、そのなんとも言えない曖昧さに親しみがわく。つまりソースと醤油の持つ旨さ、両方のスイッチを押されるわけで、そこがクセになるのだ。

その他、普通のやきそばが丼で出され、途中で熱々のスープを注いで変身させる「化け焼きそば」650円もおすすめ。

 もう1軒は、青森市にある昭和36年創業の『やきそば 鈴木』。3代目店主は気品があるお母さんである。

 ここの「ソースやきそば」(中盛300円・大盛350円・特盛400円)の味は丸い。麺は、市内にある十数軒のやきそば店に麺を卸している『原田製麺』の太麺を使用。そのやや四角く太いシコッとした歯ごたえのある麺にソースが絡むのだが、穏やかな甘さがあって、妙な懐かしさが脳をよぎる。2種類のソースを調合しているという、甘く旨いソースの味わいが太麺とよく合う。スルスルと胃袋に収まってしまう、優しさがあるやきそばである。

●すずのや  
青森県黒石市前町1-3
電話=0172(53)6784
営業時間=11時~15時 
定休日=火曜日
●やきそば 鈴木  
青森県青森市青柳2-8-9 
電話=017(777)8166
営業時間=10時半~18時
定休日=日曜日・月曜日